2013年11月5日火曜日

放課後ワイン&花火


放課後、サウスバンク方面へ寄り道。


夜のバラマーケットは2度目。
観光客で賑わう週末の日中の喧騒とはうってかわってオシャレ感。

一度目は夏だったから遅くまで明るかった記憶。
今日は6時前にして真っ暗。飲み屋の電気が煌々、でも人はまばら。

 

歩いていたら見つけたワインバーに入ってみる。
ボルドーの赤を頼んだが、あまりおいしくない。。
なのでお店の詳細や写真はなしです。

すぐ近くのヴィノポリス直営ワイン屋で一本買って、バスで帰宅。


Canada Water に近づく頃、すぐそばで大花火大会。
サザークパークで Bonfire night。そういえば今日が記念日当日だった。
思いがけず車窓から満喫。


帰宅。MasterChef だ♪
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2013年11月3日日曜日

British Museum



ロンドンに住んで3年強。
大英博物館を初訪問。


 
 ロゼッタストーンに群がる人々。

正確には、10年くらい前に旅行で来た時にちょっと立ち寄った記憶があるものの、
何を見たなんてまったく覚えていない始末。

絵画=美術館は好きなんだけど、昔の狩猟具とか石造とか、あまり興味がないんだな。
世界史も外人の名前が覚えられずに一学期で脱落したので勉強していないし。
ああでも、日本の仏像は面白いと思う。ということはやっぱり世界史アレルギーか?

それでもさすがは大英博物館。
こんな人でも楽しめる展示はありました



本日の目玉はピーターラビット先生の本、象形文字バージョン。
即買い。

おみやげ&カフェスペースには天井から自然光が。
昔の記憶ではこんなに明るいイメージなかったな。
 


その後はチャリングクロスロードのFOYLES(本屋)へ。
ここも巨大本屋としてガイドブックに載っていたので、大昔に訪れた記憶が。

マスターシェフのレシピ本、サイン入りをゲット。
(我々のマスターシェフマニアっぷりは別の記事をご参照あれ)

ピーター先生の本ともども、我々の本棚へのコレクションが増えました。

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Bonfire Night 2013


もはや恒例行事となりました。
11月の第一週末、Blackheath の花火参戦。

今のフラットに越してきて以来、3年連続の皆勤賞。

この時期には毎年イギリス各地で花火大会が行われる。
ポッシュな会場では花火を見るのに入場料を取るところもあるようだが、
ここのは無料、毎年10万人近く集まるんだとか。

ブラックヒースは自宅から徒歩15分程度の、ただただ何もなくだだっぴろい原っぱ。
こんな感じ。


毎年花火の日には移動遊園地や屋台もたくさん登場。なかなかの大イベントです。


昼間は風が強く雨も降って、花火大丈夫か?と心配になったものの、
夜にはすっきりした天気に。
でもそれでも結構な風があり、恐らく日本の基準では花火中止になってただろうな...

打ち上げは夜8時から約20分程度。
毎年5分くらい遅れてスタート。
「いきますよー」的な掛け声もなく、いきなり始まる。


たまやもかぎやもないが、冷え切った空気の中での花火もなかなか粋で好きです。
終盤はこれでもか!というくらい激しく打ちあがる。

しかし、花火の写真撮影難しいなー。

終わるとみなで拍手。
そして皆いっせいに家路につく。

いつもは歩行者ほとんど見かけない Blackheath Road も、この日ばかりは大渋滞。

今年も家人と一緒にこのイベントを楽しめたことに感謝。
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2013年10月27日日曜日

日常



7週間ぶりに自宅で過ごす週末。

久しぶりにバーモンジーへ買出しへ。
八百屋⇒ビール屋⇒コーヒー のいつものコース。
気がつけば店先もすっかり秋の装い。



午後は街へ出て、家人のべスポークシャツの買い物に付き合った後、
私にしては珍しく映画館で映画鑑賞。

バーモンジーで買った秋らしい一本と地ビールを、
家人作ヴェネツィアングラスの花瓶とグラスで。

贅沢気分。


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2013年10月24日木曜日

アムステルダム ハーフマラソン



急遽決まった日本への旅行から戻った翌日。
金曜日にロンドンに戻り、土曜日にアムスへ飛んで、
日曜日ハーフマラソンに出場しました。

日本滞在中の一週間強はまったく走れなかったので、
直前正味2週間準備なし、食生活も乱れ、
さらに長距離輸送明けでの無謀な挑戦となりました。。

レース前日、レースパックをもらった後、アムス市内へ買い物へ。
そこで大粒の冷たい大雨に降られ、コートもかばんもぐっしょり・・
長旅で疲れたところへ弱り目に祟り目、風邪は約束されました。。

レース当日も雨の予報だったものの、奇跡的に天気は回復。
朝は降っていたけど、ハーフマラソンスタートの昼過ぎには、
秋晴れとは言えないながら、気持ちよいenoughな天気となりました。

スタート前のざわざわ感。
 
いつもながらトイレに長蛇の列 。

 そして・・・これは男性用の超簡易トイレなり。撤去時が心配・・・


今回も家人と一緒に出場しましたが、スタートから別々。
2時間強の一人旅となりました。

スタート地点

最初10キロは極力抑え気味、終盤でスピードを上げる作戦。
が、、12キロからもう脚が悲鳴をあげ始め、、前に進まず。
さらにこのあたりでiPodが故障。
レースの進行に合わせてセットしておいた音楽が止まってしまった!

毎度の如く、最後の1キロは「サライ」を聴きながらゴールする予定が、
ここで夢破れたり・・・

給水所で「残り7キロ」と声がかかった時には、既に呼吸もだいぶ乱れており、
その先は音楽もないので自分の乱呼吸を聞きながら惰性で進むしかない。

終盤で沿道にハイネケン工場博物館が... 鬼。

最後の3キロ程度は、今考えると結構やばい状態だったのかも。
呼吸時にうまく吸いきれていないのか、ひっくひっく変な声(というか音)が出ていた(恐)。

全行程の1/3は苦しみながら走り、ようやくゴールのオリンピックスタジアム。
最後は写真を撮りながら無事ゴール。


ゴールラインを過ぎて、10Mくらい先でメダルと身体を保温するビニールシートをもらう。

そこまで進む間、目の前がチカチカ、色がぶれて、すべてがこんな風に見えたな・・・


酸欠だったんだろうなあ・・
その後10分くらいの間、まずい、このまま倒れるかも・・
結構本気で自身の身を案じた。

スタジアムの隅で伸びながら、後からスタートした家人のゴールを待っている間に復活。

ここで気づいたのは、邦人参加者がかなり多いこと。
目に入っただけでも30人程はいただろうから、100人、
あるいはもっと参加していたのかなあ。

これはスタート前に撮った写真。
午前中行われたフルマラソンのゴール後の様子。
我々ハーフ組のゴール後もこんな感じ。


レース後はハイネケンでも振舞われないかと期待したものの、
そんなうまい話はなく(でもベルリン10Kではゴール後ビール飲み放題だったし..)
それどころかゴールが遅すぎたかフルーツもなくなってしまっていて、
手に入れたのはスポーツドリンクのみ。

とりあえず完走祝いにフライドポテト食べて、まっすぐホテルに戻り、
熱いシャワーを浴びてベッドでじっとTVを見てそのまま就寝。

翌朝はアムスのホテルからシティエアポート経由、会社へ直行。
1日半のアムス滞在は、初日に1時間弱くらいダム広場で買い物と食事した以外、
マラソン一色で終了。

案の定、翌週はしっかり風邪に屈してしまいました。
マラソンの結果もいまいちだったので、リベンジのため早速次のレースへエントリーしなくては。。

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2013年5月7日火曜日

Canary Wharf で日本語レッスンの副業


一ヶ月くらい前から会社のハンガリー人に日本語を教えています。

彼は16年ほど前に一年間宇都宮に滞在した経験があるらしく、
しかも日本の家庭にホームステイしていたそうなので、
その当時は基本的な会話はこなしていた様子。
しかし、その後日本語を使う機会がないため、随分忘れてしまったそうな。

恐らく私はこのビルで唯一の日本人。
昨年末オフィスで行われた親睦会みたいなので彼と知り合った後、
顔を合わせれば日本語で話しかけるようにしていたが、
この度正式に週一日本語レッスン提供契約を結びました。

私はプロの教師ではないので、授業料は相場よりやや低め(?)に設定し、
一時間15ポンドでお昼休みにレッスンしています。

このハンガリー人、既にヨーロッパ5言語を話し、大学院では同時通訳を専攻し、
以前はEU議会にて通訳として働いていらしい。
その5言語とは、ハンガリー語、フィンランド語、スウェーデン語、チェコ語、英語。
うーん、英語以外はどれもなんだかマイナー言語なのがなんとも... 
すごい、だからこそ需要があるんだろうか。

そして現在は趣味でギリシャ語を学んでいるようだが、これも恐らく相当なレベル。
自称「言語学者」で、日本語の学習に関しても着眼点が興味深く、理解も早く、意欲的。

外国人に日本語を教えるのは初めてではないけど、
相手が言語学者ゆえのユニークな着眼点が時に新鮮です。

先日話に上ったこと。

英語で例えば、
Yesterday I went to Piccadilly for shopping, and had lunch with my friend.

日本語にすると、
昨日ピカデリーに買い物に行き、友人とランチを食べた。

みたいな感じになると思うのだが(私の日本語スタンダードによると)、
彼はこの場合に、日本語で and を「~と」 と訳さない点に着目。

ヨーロピアン言語の頭で考えると、
ピカデリーに買い物に行った と 友人とランチを食べた 
的な訳を期待するようだ。

ここで and が「~と」とならない理由については、一応自分なりに納得のいく説明をし、
彼はさすが言語学者だから理解が早く大変助かるのだが、
日本語のこういう細かい点をこうこうこういうことだから、
ときちんと説明できたらいいなあ... と思った。

あと、英語では一般的なようだが、日本語ではあまり交わされないような日常トーク。
例えば日本で、「週末はどうでしたか?」なんて、 友達同士ならまだしも、
エレベーターで乗り合わせた会社の顔見知りには尋ねないだろう。
こういう質問はあまり発生しないだろうから、、と前置きすると、
そんな個人的な質問をするのはイギリス人だけで、大陸ヨーロッパでもない!と一蹴。
英語を習い始めた当初、英会話Nで毎回講師にこの質問をされて、
え、別に...  と答えに戸惑っていた自分を思い出し、懐かしくなりました(笑)。


他にも言われて気づいた日本語のユニークな点がたくさんあり、
こちらも毎回日本語に新たな発見があり、
改めて言語の奥深さにのめりこんで行きそうです。

毎週一時間の授業ながら、少なからず彼にとって刺激となっている様子。
予習復習をしてくれているようで、昔の記憶も蘇るのか、
回を重ねる毎に上達が伺えるのが嬉しいです。

私は私で、なんとかこの経験をテコに将来的に販路を拡大できないかと模索中(笑)。

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2013年5月5日日曜日

イタリアミクロ留学 in Venezia ② 学校編


少し時間が空いてしまいましたが、ヴェネツィアで一週間通ったイタリア語教室について書きます。

今回のヴェネツィア行きは、家人のガラス工芸留学に便乗して決定したわけだが、午前中一人でふらふらしているのもなんなので、イタリア語の勉強でもしてみようと思ったのが発端。
前記事にも書いた通り、学校は、ロンドンのピカデリーにあるItalian Book Shopにチラシが置いてあったところ。
買い物する時はいつもいろいろ比較検討して迷う自分には珍しく、他の学校を探すこともなく簡単に決定。
デポジットを求めらず、ゆるーい感じだったのが良かったのかも。



リド島に泊まっていたので、ヴェネツィア中心部にある学校までは、ヴァポレット(水上バス)で40分程の通学。

今でこそヴァポレットにもすっかり慣れてしまったものの、大通りの代わりに運河があって、運河脇すぐに建物が聳え、しかもその建物のどれもがディズニーランドにあるような門構えで、バスの代わりにボートで移動する... って、日本の田舎のみならず、他の国(例えばイギリス)から来るにしても、ものすごい非日常だわ...。

何度訪れても全く飽きない、特に海を見ながら育った(東京湾だけど)私にとっては本当に心地よい世界。
初めてここへ来てこの光景に感動したことは忘れちゃいかんなと思いました。



この白い建物の一階部分が教室。
ヴェネツィアの中心地、リアルトまで歩いて10分程度。
それでも観光客でごったがえすことのない、静かなエリア。

一日4時間、少人数の授業で、コーヒーやお菓子が振舞われるという点以外は、特に前情報なく登校したところ、初日の月曜日には前の週からいるアメリカ人のグループ6人組(以下米6)がおり、そこに私ともう2人が新規加入という形だった。

この米6、ただ米なだけでなく、そのほとんどが老人で、語学のセンスなんて皆無。
まあホリデイの片手間に教室に来ている有閑倶楽部だから仕方ないんだけど。

おいまじかこの連中と同等扱いか...

しょっぱなから心中穏やかでなくなったものの、
この米たちは、翌日の午前中で授業を終了し、その後は私を含めて
3人の小グループになる、と最初に説明があり一安心。

最初の一時間ほどは簡単な課題に付き合わされたものの、
数ヶ月前にロンドンのイタリア語教室で習った内容の復習ができたので、
まあ良しとする。

一時間ちょっとやって休憩。
その時点で講師が米6と我々新入生のレベルの違いを認識しており、
(と言っても、私も十分初心者なのだが...)
休憩後は米6とは切り離され、イタリア語初心者ながら、見るからに教養とセンスが光る、元古典音楽教師のデンマーク人のご婦人と2人で別課題に取り組むことに。

米6は2日目の朝には去り、以降は私とデンマークのご婦人、
もう一人ホリデイついでの超初心者スイス人の3人クラスとなった。
先の一週間米6たちと授業を受けていたご婦人よりも、
ロンドンで10回授業を受けた私のレベルのほうがまだ上なので、
終始私主導で授業が進んだ。この環境は個人的にはすごく良かった。

少人数なので、講師がこちらに何を勉強したいか、希望を聞いてくれる。
そのおかげで、週の後半には、再起動詞と過去形まで勉強できた。
ロンドンのイタリア語学校で週一10週間かけてやる内容を、一週間で押さえた感じか。



そしてロンドンに戻ってから知って驚いたことには、

この学校のオーナー兼イタリア語講師のイタリア人、ロンドン在住で、
私の会社の同じフロアの人の友人とフラットシェアをしているとか。

おーい、世界狭すぎるだろ。

さて、私が滞在した週には、我々初心者クラスの他にもうひとつ、
上級者クラスが開催されており、フランス人のおばさんがいた。
米6らが去った後は、上級者クラスはそのおばさん一人きり。

ある日、彼女とランチを一緒にした機会に尋ねられたこと。
「どうしてこんなにもたくさんの日本人がイタリア語を勉強したがるのか?」

このおばさんは12年イタリア語を学んでいるらしく、
ヴェネツィア以外にもイタリア各地の語学学校に短期留学経験があるらしいのだが、
そのたびにコースには必ず何人かの日本人いるので、驚いたのだとか。
(今回は私一人だったけど)

私は日本人のイタリア語留学がそこまでメジャーだとは知らなかったので、 逆にその質問に驚いたのだが。
まあ、考えてみると日本人てイタリア大好きな民族だわね。
私の勝手な見解では、

イタリアの食べ物、
イタリアのファッション、
イタリア人男性、

この3点に魅了される日本人が多いのではないか?
と、どこまでも個人的な意見をもって回答としておいたが、本当のところどうなんでしょう?







私ですか?今のところヴェネツィアが好きだから、が第一目的です。



これは学校にほど近い住宅密集地の裏路地。
家々の外壁にぶら下がっているスーパーの袋は、各家庭のゴミ。
こうして出しておくと、ゴミ収集の人が持って行ってくれるようで、
ちょうどその現場を見届けました。
二階の人は、ベランダからゴミ袋を吊るした紐を垂らしていました。
集められたゴミ袋は、手押し車でまとめて持って行かれ、
その後、ボートでどこぞやへ運ばれ消えて行きました。


こちらは学校から徒歩3分ほどの運河沿いにある Tearoom というカフェレストラン。
日本茶はじめ、アジア系のお茶が豊富で、お食事は全てヴェジタリアン。
宿にキッチンがなかったので、栄養補給に大変重宝しました。
写真は野菜のスープに、トスカーナブレッドと呼ばれていたパン。
スープといえど侮るなかれ。結構なボリュームで、男性も満腹にする。
そしてこのパンがやたらと美味しい。自宅で再現できないかな。



このお店は学校のおススメで、クラスメイトとランチに出向きました。
こういうちょっと留学っぽい体験ができて嬉しかったり(笑)。
オーナー兼シェフのご夫婦は英語堪能で、イタリア語学習者にも非常に協力的。
店内にはこのように動物の絵が飾られ、ポストカードなどの販売もあり。
別にヴェネツィアでなくてもどこにでもあるような雰囲気のカフェながら、
観光客主体の商売が中心のヴェネツィアにいると、むしろそういう日常に近い場所が新鮮だったな...。

学校は午後1時で終わるので、午後はここでお茶やランチで一休みし、
家人と合流してヴェネツィアの各エリアの生活事情を見て歩きました。


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