2010年1月15日金曜日

References


大学院出願手続きの上で最大のネックとなるのが、推薦状2通の提出である。
ほとんどの学校が、受験者の academic performance をよく知る人からの推薦状を要求してくる。
しかし自 分は大学を卒業してから既に10年が経過しようとしている上、そもそも大学のゼミにはあまり力を入れて取り組んでいなかったし、卒業後は大学時代の教授と の交流は皆無。大学院で希望の専攻も大学の学部とは大きくかけ離れているし、とても大学の教授に推薦状なんて依頼できる道理がない。
 
困った。
教授は既に亡くなってしまった、なんて理由をつけてなんとか乗り切れないものだろうか?

SI-UK のカウンセリング時、いの一番にこの「推薦状」の工面について質問してみた。
すると、「一般に、大学を卒業して10年以上経過している場合、推薦状は職場の上司でOK」だと言うではないか。
してます、してます、10年経過してます!あああ、天の助け!
このタイミングで留学を思い立ったのもきっと運命に違いない。(大袈裟でなく、本気)


大学院への進学の可能性が少しでもあると思われる方は、大学でどんなに勉強していなくても、
とりあえず何はなくとも教授との関係だけはしっかり維持しておくことを力強くお勧めします!!!
 
さて、職場の上司と言えど、誰に依頼をするかを再び慎重に考える必要が。
一人目は、2つ前の仕事で直属の上司だったフィリピン人にすぐに決定。
彼は私のイギリス行きたい熱を知っているし、自身も英国留学経験者。
何より推薦人の一通が外国人(非日本人)というのは、国際企業での実績をアピールできる他、
文面もきれいな英語で仕上げられるので、何かと都合が良い。
 
問題は二通目。
直近の職場はオーストラリアで、上司は日本人。彼にお願いしても構わないのだが、いくつかの問題が。
①忙しい人なのでメールで頼んでもすぐに対応してもらえない可能性が高い。
②出願のため一日も早く推薦状が必要。サイン入りの原本をオーストラリアから郵送してもらっている時間がもったいない上、送料を負担するのも痛い。
③円満退社した(つもりでいる)ものの、退職理由とロンドン行きに若干の矛盾が...。おとなの事情です。
 
過去の上司たちで現在も日本国内にいる人となると、適任者を探すのは意外と困難だったりする。
考えあぐねた上、辿り着いたのは、直属の上司ではないものの、
2つ前の仕事で上の立場で半年くらい仕事を共にした日本人。
幸いこれまで良好な関係を維持して来たので、このお願いも割合頼みやすい。
 
早速2名の推薦人候補にメールで依頼を持ちかける。
まずは事情を説明し、協力いただけるという芳しい返事を促しつつ、直接お願いするためのアポ取り交渉。
2名とも、その日のうちに承諾いただけるメールをいただいた。本当にありがたい。
 
フィリピン人の元上司には、サンプルレターを送付し、一から推薦状を作成してもらうことに。
日本人の方は、同じく一からお願いしたいところだったが、直属の上司ではなかったので、
恐らく私のことをそれ程よく知らないであろう点を考慮し、私が自分で自分の推薦文を作成し、
内容を確認いただいてサインを入れてもらう、という自己推薦文の裏技で挑むことにした。

ということで、早速2日間午前中の時間を使い、近所のドトールコーヒーで自分で自分を推しまくる自我自賛英作文を作成。
こんなものがスラスラ書けてしまう自分がちょっと恐ろしい(笑)。
両名とのアポ取りも完了し、来週中には推薦状2通が揃うだろうか。

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