2013年5月1日水曜日

イタリアミクロ留学 in Venezia ① 宿編



昨年12月の7度目のヴェネツィア訪問で改めてその魅力に魅了され、
今年1月、ブォンジョルノからイタリア語の勉強を開始。
3ヶ月経過した先々週、休暇を兼ねてヴェネツィアでイタリア語教室に通いました。

学校は、ロンドンのイタリア語教室の教材を買いに行った先、
ピカデリーの Italian Book Shop にチラシが置いてあったところ。
私にしては珍しく、特に比較検討もせず、わりと即申し込んだのですが、
行ってから知ったところによると、ヴェネツィアにはイタリア語学校2校しかないらしいです。
いや、本当はもっとあるのかも?
ただインターネットで検索して出てくるのは2校だけ、とクラスメイトが言っていました。

同じ週に家人はムラーノでガラス留学するので、宿は学校を介してではなく自分で取りました。
前回バルセロナで泊ったような、自炊のできるアパート希望でしたが、
ヴェネツィア本土のアパート、ホテルはどこも尋常ではない高額っぷり。
どうせヴァポレットのチケットを買うのであれば... ということで視点を変え、
夏にはヴェネツィア映画祭の舞台となる離れ島のリドに宿を取りました。
本土に比べてリドやムラーノだと宿はだいぶ安いです。

ヴェネツィアは実に8回目の訪問ですが、リド上陸は初めて。
ヴェネツィアに来たはずなのに車が走っている光景が新鮮でした。

宿は、いつものように Booking.com で、せっかくだから海の見える部屋という条件で探したのですが、これが大当たり中の大当たり!
お部屋は全面ガラスばりのラグーンビューで、巨大なプライベートテラスからは目の前一面のラグーンと、ヴェネツィア本土をも臨めます。
到着したのがちょうど夕暮れ時だったので、部屋に入った時は日没が美しすぎて、説明を聞く所ではなくひっくり返りそうでした。

テラスからの眺めがこれだ。




結局このテラスが快適すぎて、5泊の滞在中ほとんどは夕方出歩かず、
日暮れ前からテラスでビール、レモンチェロ、ワインにおつまみで夜を迎えていました。
これも「観光しなくてはもったいない!」という根性がないがゆえに持てる余裕でしょうか。

さて、今回のヴェネツィア訪問の大目的は、将来的な移住の可能性模索。
前回訪れてかなり気に入って、イタリア語の勉強も始めたわけですが、
果たしてその情熱は本物か?の確認と、具体的にどうやって移住を叶えるか?の調査。
情熱が本物であることは、初日にもう確認済み。
移住については、イタリアの経済状況やビザの制約など考えると現実的な話には映らないかもしれませんが、まあ何事もトライしないことには始まらないですから。
実際日本人でもヴェネツィアに住んでいる方はいらっしゃるわけだし、
出来ない理由を探して動かないという選択肢はないのです。

ロンドン移住、カナリーワーフ就職を、コネなし金なし運なしから15カ年計画で達成したので、ヴェネツィア計画もいけるような気がしています。

何はともあれ、長い燃え尽き症候群から脱するきっかけとなりそうな目標が見つかったのが大収穫です。

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