2013年11月11日月曜日

BBC Tour



BBCの見学ツアーに参加しました。

BBCが見学可能なことは観光客時代から耳にしており、何度か参加を考えたものの、
当時はインターネットが普及していなかったりで、予約するのも今ほど簡単ではなかった...

すっかり忘れていたところへ思いついた週末の催し。
技術の進歩。いとも簡単にネットで予約できました。

BBC本社はOxford Circusのほど近く。
もともとあった古い社屋と、親切された新社屋が隣接しており、その間を公道が通るように設計されている。
これは社会へのオープンネスを象徴するためで、同じ理由で新社屋はほぼ全面ガラス張り。
また、地域社会への還元という目的で、建物前にはアートを施し、誰でも使えるカフェを併設。
この12月からは、公道に面したガラス張りの一角から放送が始まるらしい。
ズームインみたいに、キャスターの後ろに一般人が張り付いている様子が見えるようになるのか。

現在のBBCの建物はまだ歴史が浅く、
この家屋でツアーが始まったのは今年になってからだとか。

開始10分前に到着すると、空港みたいなセキュリティチェックを経て、ガラス越しに報道フロアを見渡せる待合スペースで待機。
時間になると2名のガイドに連れられてツアーが始まった。

待合と同じフロアの一角では、天気予報の生放送をやっている。
カメラマンはいなくて、気象予報士が自分でカメラを操作している。
ガイドの話だと、ニュース番組でもカメラマンはほとんど付かず、撮影は遠隔操作なんだそうな。
へーーー。

さらに天気予報にはニュースと違いスクリプトがなく、
しゃべりは全部、尺に合わせて気象予報士のアドリブ。
番組構成は天気コーナーで時間調整していると言っていいようだ。
気象予報士さんも大変だな。日本のお天気お姉さんとは違い、みんな有資格者だそうな。



報道フロアは日曜ながら通常運営(当たり前か)。
ちょうど昼過ぎで、机で弁当食べている職員が目立つ。
この辺はどこの会社も同じね。

ツアーは1時間半程度。
報道フロア(写真撮影禁止)に始まり、ニュース読み体験、BBCの歴史の解説、ラジオスタジオ見学、最後はラジオドラマの収録体験で終了。
スタジオもっと見たいな~感は残ったものの、盛りだくさんの内容。

個人的に一番気に入ったのは、最初に見た報道フロア。
外から見ても緊張感漂う空間で、画面に張り付いて真剣作業する職員。
一生懸命になれる仕事しなきゃ・・と少々奮い立たされた(苦笑)。




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