2010年7月11日日曜日

UK VISA 申請


事務手続きが大の苦手人間のため、先延ばしにしがちなところながら、さすがに本件に関しては早々に重い腰を上げて始動する。

ビザ申請を行うには、まず書類を揃え、オンラインで申請のアポを取る。
先延ばしにしないように7/9(金)にアポを入れ、その週の月曜7/5から書類の手配を開始。

自分の場合、必要なビザは PBS Tier 4 General Student。特にイレギュラーはない申請なので、必要書類は大方以下の通り。
・パスポート
・昔のパスポート(過去10年の渡航暦)
・申請用紙(インターネットから入手可能)
・セルフアセスメントフォーム(同上)
・写真(パスポートサイズ、顔の部分が2.9~3.5センチ、背景はクリームかグレーと指定あり)
・(過去28日間十分な残高がある)預金通帳原本
・預金通帳の名義のページの翻訳
・CASナンバー
(一応)CAS Statement と称された学校から届いたメール
・CAS Statement に記された、大学側が審査に使用した各書類原本
自分の場合、CASにあったのは四年制大学のcertificateのみだったが、transcript とIELTSのスコアレポートも用意した。
・申請用紙とセルフアセスメント以外の書類のコピー 
・申請料金 26,870円
7/5 難所1 大学の卒業/成績証明書
SI-UK (エージェント)に一部ずつ預けてある事を思い出し、返送依頼をかける。


7/6 難所2 預金通帳とその翻訳
先日のビザ申請説明会で仰天したこの預金通帳の翻訳。
シティバンクがなんとかしてくれるという噂を頼りに、近所の支店へ赴き、聞いてみる。
すると、先方にも各国ビザ対策マニュアルがあるらしく、調べてくれたのだが、
「英文の取引明細書に銀行印を押すことで対応」してくれる模様。
取引明細書というのは毎月送られて来るものだが、自分の場合日本語。
日本語で一度発行されたものを英語で出しなおすということはできないらしく、
手段としては、次の明細から表記を英語に変更するリクエストをし、届いたものを窓口へ持ってくることで対応してもらえる。
これなら無料で簡単なのだけど、自分の口座の取引明細〆日は毎月20日。
つまりあと丸一ヶ月、それが手元に届くのを待たないことにはビザ申請ができない…。
(先に調べておかなかったことを激しく悔やむ)
仕方がないので、悪あがきはせずに、三菱UFJの通帳の翻訳を翻訳会社に頼むことにする。
ネットで検索するとこちらの会社を見つけた。
翌日発行で送料込み3,150円(税込み)。イギリスビザ多く扱っている様子だし、他の会社よりお安く見受けられたので、さくさく決めて申し込みFAX。
翌日早速宅急便で届いた。通帳の名義のページの翻訳と、判子付き翻訳のcertificate の2通。
が、、、申請に向かう道中、一点誤訳を発見!!!
おそらく、前の依頼者のコピペして使いまわしたのだろうが、「西船オペレーションセンター」に「Odawara」という訳が付いている…。
支店名など critical な情報ではないものの... 結局そのまま知らぬ振りして提出したけど、これではじかれたら翻訳会社を訴えるぞ。

7/7 難所3 写真
パスポート用の写真を用意するだけなのだが、これが結構厄介でちょっとしたストレスだった。
上記の通り顔の幅や背景色の指定があったりするので、間違いを避けるため、ボックスではなく写真屋で撮影してもらうことにした。
まず、あてにしていた近所のカメラ屋に赴くと、背景がフラッシィな白になってしまうとのことで却下。
ここは1,200円出せばCDにも落としてくれるというから便利だと思ったのに…。
有楽町の旅券申請センターの入り口付近にある写真屋へ駆け込む。
カラー写真2枚で1,700円…。高い。。近所のカメラ屋の倍の値段!
しかしここはビザ用の写真も撮り慣れているようなので、サイズの細かい点など話は早い。
え、、ちょっと高いですよね…。撮りたい気持ちは満々なんですが…。
と、店員さん相手に正直にごねる。
結局、1,700円が払いきれず、「ちょっと、考えてまた戻ってきます。」とその場を離れようとすると、
お待ちしてマースと渡されたのが300円の割引券。
なんだあるんじゃん!ごねて良かったw。
30分後舞い戻り、無事に写真を撮ってもらった。


7/8 難所4 申請用紙
ビザ申請用紙はオンラインで記入し印刷、持参する、または用紙をDLして手書きで記入し持っていくの2パターンある模様。自分は前者にした。
申請用紙そのものはさほど難解ではないものの、間違いがあってはいけないし、何より「記入見本」みたいなものがどこにも見つからず、これで合っているのかな的な不安は多々あった。
書き方を指南してくれるエージェントもあるようだが、ん万円の手数料がかかるという噂。
誠意を持って取り組めば悪いようにはされないだろう、という一方的な楽観思考とともに記入開始。
一番苦戦したのは、「過去10年間の渡英履歴(時期、期間、目的)」を列挙するところ。
特に2000年台前半は結構な回数渡航しているので、いつ何しに行ったかも良く覚えていない…。
しかし、適当に書いたところで一緒に提出するパスポートの履歴と合致しないとまた問題になるだろうし。
パスポートをめくり、一回一回思い出しながら記入。
しかしこの人、本当にこれまでに英国および英国に就航している航空会社各社に一体いくらつぎ込んだことか…。

申請当日の朝にようやく申請用紙を書き終え、アポの時間に新橋のオフィスへ。
オフィスは、新橋駅から日テレ方面へ徒歩5分くらいのビルの中に、シンガポールビザセンターと共にひっそりとある。
入り口で荷物検査、ボディチェックを受け、室内に入ると、4人のオフィサーが受付を担当している。
書類が揃い次第、番号札を取って待つ。
室内には証明写真のボックスがあり、ラストミニッツで撮影している人もいた。
自分が訪れた際に待合スペースには10人強いただろうか。
3人待ちで番号を呼ばれ、いざカウンターへ。男性職員が書類をチェックする。
「ビザは何ヶ月欲しいのか?」と聞かれ、「死ぬまで」と言いたいところをぐっとこらえる。
大学院は1年だけど、その先の卒業式とか視野に入れると2011年末までは欲しい、と言うと、
「じゃあここに(申請用紙の空欄)1 year and 4 months って書いて」と指示があり、50 years と書きたいところをまたこらえ、その通りする。
聞くと、初回のビザの有効期限は審査官次第で、1年のコースなのに2年もらえる人もいれば、10ヵ月しかもらえない人もいるらしい。
現地で延長手続きは可能らしいが、その手間と費用を考えたら、一発で長くもらえるにこしたことはない。
他には特に何も言われなかったので、書類に不備はなかったと思う。(あったら教えてくれるよね、普通…)
審査の進捗はインターネット上で自分で追跡するらしく、「準備できました。パスポート取りに来て下さい」的なお知らせは来ないらしい。
その後別の部屋で指紋採取と写真撮影を行い、一通り手続きは終了。
概ね3週間以内にはビザがもらえるらしい。

よろしくお願いします。。。
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