2012年6月30日土曜日

Climb an Icon - O2 Millennium Dome


金曜日の放課後。
O2 、オリンピック中は Millennium Dome と改称される、North Greenwich のシンボルドームに登ってきた。
DLRの駅の看板でこんな風に宣伝されております。

去年の末に Coldplay のライブ観に中に入ったけど、今日は外側表面から攻める。

入口はこんな。
まずは危険を伴うアトラクションには付き物の、いろいろ承諾書にサイン。

このクライムツアーは、どうやら30分に一本くらいのペースで催行されている様子。
12人くらい(我々の組は)のグループを、ガイド1人が引率する。
ガイドはテンション高い。しかし危険を伴うアトラクションで田舎者含む参加者をまとめて引率するのは大変だ。

ライダーズスーツのような、クライムスーツを着用。ハーネスもぶら下げる。
手荷物は携帯電話のみ、と事前の資料にも書いてあったが、用はこの暗い無スーツの腕に付いているポケットに入れば問題ない様子。
せっかく登るのにきれいな写真も撮りたいし!
私はデジカメを持って行ったが、とくにおとがめなかった。

準備が整うと、全員で登山(登ドーム)口まで行き、ハーネスの使い方など説明を受ける。
希望者はここで自分のカメラ・携帯で写真も撮ってもらえる。

まずは傾斜28°の勾配を上がる。所々あるワイヤーのつなぎ目をハーネスをうまく通過させるのが難しい。
ワイヤーを結構強い力で握りながら登るのと、つなぎ目の移動で手を挟んだりで、怪我をしないように要注意。


しばし必死に上がると、傾斜が若干楽になる。こうなると周囲を見渡す余裕もできる。
しかしポケットからカメラを取り出して写真を撮る余裕はない。
実際なくもないが、きっとガイドに怒られるだろう...。風もものすごいし。

Greenwich、Blackheath、さらに先まできれいに見える。
すぐ頭の上を、シティ空港から発った飛行機が飛んで行く。

上りの後半は完全に後ろ向き歩きで景色を堪能しながら登っていた。

こんな感じの道のりを登りきり、ドームの頂上に到着。

ここでしばらく自由時間。 
ちなみにこの時点で夕方7時半。まだまだ明るい。

 

360°の眺望。今来た道の先にはグリニッチ、ブラックヒース、さらに先の先まで。
すぐ横にはうちの会社を含む Canary Wharf、昨日オープンしたばかりのテムズ川にかかるエミレーツロープウェイ(なんてことはない普通のロープウェイだが...)。


遠く北にはStratford のオリンピックスタジアム、さらに川のうねりの先にはテムズバリアが見える。
これは、この後下る道。

天気に恵まれラッキー。しかし風がものすごい。
体重の軽い人なら吹き飛ばされそうな勢いだ...。
写真はもちろん、ビデオもまわしたけど、風の音しか入っていない(笑)。


個人的には、このドームを支えるワイヤーを支える黄色い角。萌え〜です。

20分くらい頂上で過ごしただろうか。
今度は今来た道と反対側の斜面を下る。下る途中からはかなり小さいがウェンブリースタジアムのアーチも見えた。



ラストは最大傾斜30°の下り坂。
説明と着替えを含めると約一時間半のツアーが無事終了。
眺望フェチにはたまらない大満足。

 
おまけ。
帰り道にドーム内部で見つけたおもしろい通行止めサイン。
 
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