2012年6月2日土曜日

バタシー散歩


ダイヤモンドジュビリー(エリザベス女王即位60周年)の前の週末。
普段あまりご縁のなかったケンジントン界隈を散策。V&A Museum (なんと初訪問)を訪れ、サウスケンジントン駅近辺のカフェでフランスの風に酔う。
(天気が悪かったのでこのへんの写真はなし)

その後、みるみる天気が良くなってきたので、ここぞとばかりに散策の幅を広げることに。

バスでチェルシー方面へ、テムズ川手前まで行き、これまたこれまでロンドン生活でまったくご縁のなかったバタシー方面へ川沿いを散歩。

翌日のジュビリーの準備も整い、どことなくお祭りモード。
まずはアルバートブリッジを渡る。この橋の存在は初めて知ったが、ピンクがベースでなんだかディズニーランドなんかにありそうな佇まい。

いつものウォータールーブリッジ、ブラックフライアーズブリッジからとはまた違うテムズ川の眺め。



橋を渡った先のバタシーパークに入る。
翌日の女王のテムズ川パレード中継のため、方々にTVカメラがセットされている。
そして観覧者用の簡易トイレがずらり。


公園を抜け、億ションを横目に、地図もないまま勘に従い、バタシーパワーステーションを目指す。

途中でQVCのビルに遭遇。千葉の家の近所(元勤務先の入っていたビル)にもあったQVC、こんなところでお目にかかれるとは、妙な親近感...。

南の方にしばらく歩いてみたがなかなかパワーステーションの全景に辿り着かない。
今歩いてきた道沿いの億ション群の裏側に入るよう、迂回して脚を伸ばす。
すると、歩道橋のガード越しに、突如現れた全景。

 

果たして、ガードが高いので見物客用に設けられたのか、なんとなく踏み台みたいなものが置いてある。
しかしその形状から、これはおそらく踏み台目的の道具ではないと思われるが...。

この眺めはなかなか壮大。
実は後から知ったのだが、このパワーステーションは、ピンクフロイドのジャケットに使われていたりして、知る人の間では結構有名らしい。
チェルシーFCが買い上げてスタジアムに改装する(しかし白い柱は残す)という話もあったようだが、数日後の新聞で、マレーシアの企業が競売に買ったと報道があった。
スタジアムもちょっと見てみたかったから残念... アジアンマネー強し。



ちなみにさっき通ったQVCの前を反対側から歩いて来るとこんなものが。
翌日のジュビリー祭に備えて、女王と旦那のお顔です。

その後はまた来た道を戻り、バタシーブリッジへ。
対岸へ渡る道中、橋の上からも川越しにパワーステーションが臨める。
ここまででカメラのバッテリ切れてしまい、写真ないけど。残念...。

締めはまた少しバスに乗りPimlicoへ。
夕方6時閉館のテートブリテンを、5時30分に入館し、少しだけ鑑賞。
閉館間際まで結構お客さんが多くてビックリ。
それにしても、テートブリテンはどうしてあんな不便な場所にあるんだろうか...。
観光客の時分から不便だな、と思っていたが、いざバスや電車を乗りこなせるようになってもやっぱり不便。。

いつもロンドンの東半分、しかもゾーン2の限りなく狭い範囲で活動しているため、ケンジントン、チェルシー、バタシーなんて聞くとアウェー感満載なのだけど、
いざ行ってみると
「あら、私たちも歩いて許されるんじゃない」的な、
非常に新鮮な嬉しい発見の多い一日だった。

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