2010年8月30日月曜日

DAY -25: 合宿前夜

R.ケリー ターナー
 
サラリーマンを卒業した。
いよいよ学生モード全開。
本日2冊の本を購入し、うち一冊がこちら。
入門なのは、もちろん知識に乏しいからであり。
 
ちなみに本選びのポイントは基本直感ながら、字が大きくて読みやすい事、先に読んだ "Weak vs Strong Sustainability" と内容がかぶる事、同じような内容なら外人、できればイギリス人が書いていること(翻訳版でも)を優先している。(LSEやUCLで教えていたというよう な経歴の持ち主が多いので)
 
日本語で読むのは単に時間と労力の節約。
 
「経済成長と環境の両立」エッセイも、手持ちの文献を駆使しなんとか書き上げて第一稿を提出。
あいにく長年の社会人生活で創造力がすっかり衰えてしまっているため、すでに定番化しているパートナー兼 brainstormer からの idea input をいろいろいただき、とても助かった。
 
今日も論文教室でボリューム満点の宿題が出たので、第二稿ともども有り余る時間を駆使して取り組む予定。
 
明日から自習合宿4日間 in シドニー。
新本2冊、既に読んだ本2冊の読破と、宿題のエッセイを仕上げ、わずかながらスペイン語の復習もしてくる予定。
 
 
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2010年8月27日金曜日

DAY -27:またも宿題に追われる。

昨晩帰宅すると、日曜日にBC論文教室に提出した発電に関する宿題エッセイが添削されたものが届いていた。
日曜日に提出したものが週半ばに返却され、それをさらに推敲したものを翌日曜の授業時に提出するというシステム。なかなか効率よく、親切である。(時間がなくばたばたで提出した第一稿なので、写真を拡大して読まないように)
 
勤め人として最終週を迎えた今週半ばは、飲み会→外泊→結構忙しい仕事に朝からレッドブル2本飲んで出勤→また飲み会、となかなかハードで、この日曜提出用の宿題エッセイには土曜の0時をまわった今から着手するという後手後手っぷり。
決してprocrastinateしていたわけではない。
エッセイのテーマや論点については自由がきくことが、かえって事を難しくしている。
日曜の帰り道から思いを巡らせていたが、週の後半になってもまとまらず。
今日の帰りの地下鉄でようやく考えが繋がったので、どうにか形にはなるだろう。
書き始めるまでに時間がかかりすぎるのが難点。考えがまとまらないのは知識が断片的だから。
 
つまるところは勉強そのものが足りないのである。
 
今週から書き始めるエッセイは、コースの最終週までかけて完成させるいわゆる卒論みたいなものなので、テーマは枠を広げて「経済成長と環境、両立への道を環境経済の視点で考察」にした。
 
ところで今週は、久しぶりの人々との再会に富んだ一週間だった。
ロンドンの大学院へ進学することを伝えると、驚く人もいたし、かねてからの自分のロンドン熱を知って喜んでくれる人もいた。
人々の中には、数年前と変わらない生活をしている人もいれば、いろいろを経てまったく違う生活を送っている人もいた。
人にはそれぞれ人生の岐路があるだろうが、自分は今、人生のこういう局面を向かえる事ができて幸せだと思う。
 
 
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2010年8月25日水曜日

DAY -29: Payment to LSE / 学費支払い


昨日キャッシュカードがなくて振込みできず、の出直しで、再度東京三菱 UFJ 銀行青山支店へ。
3 日も連続でやってくる客に、海外送金の窓口の M 女史もすっかり慣れたご様子で話が早い。
余談: M 女史はどこでどんな人生を送ってきたのか知らないが、英語の発音がものすごく英語、
というかネイティブよりも英語で、日本人の姿形なのに日本語が変
アメリカで 40 年過ごして帰国して銀行員やってます系の味のある人だった。。
 
昨日カードを忘れたことが当たり目に出たのか、一晩で 1 円以上為替が動いている。円高万歳
振り込み金額は以下。
( 正規の学費£ 14,904 - LSE Graduate Support Scheme (奨学金みたいなもの) 5,200)
x 99% ( 早期支払いで 1 %割引 )
9606.96
 
この日の送金のレートは 134.09 円。
この他、海外送金手数料4,000円と、受取側負担額の請負3,000円の合計が 7,000 円。
合計 129 万円弱で修士号取得資格をお買い上げ。
日本の私立大学もこんなもんだろうか?

LSEに限らず、多くの(全部は見ていないがほとんどの?)イギリスの大学は、
UK/EU と International (それ以外)の学生で、学費に大幅な差を設けている。
(思えばオーストラリアもそうだった。英連邦は皆そうなのか?)
私がゲットした£ 5,200の割引 を差し引いて、やっと UK/EU の連中の学費と同じくらいになる
まったく、これはいぢめか。お宅の国で暮らすだけでもお金落としてるっていうのに。
しかし、それでも払ってしまう、ああ私は踊らされているのでしょうか。
 
さて一点問題が。 LSE からの銀行振り込み手順書には、以下のような警告がでかでかと書かれている。

"The student's LSE ID number MUST be the FIRST reference stated when paying"
(If there is room, the student's name can be added but only AFTER their ID number)
 
振込時、(振込人情報欄に) LSE ID を頭に入れること。
(余白があれば名前を入れてもいいが、まず LSE ID ありき。)

窓口の M 女史にもこの手順書を見せたが、東京三菱 UFJ 銀行では振込み人情報に名前以外を入れることはできないとのこと。
代わりに「通信欄」に入れます、と言われたが、うー、これで大丈夫なのか?
出願の際も細かい書類にうるさかった LSE だけに、振込みでもてこずりたくない。
最悪、受け取り拒否なんかされて、 130 万円行方知れずなんてたまらんし。

それでも今日ここから支払うしかないので、とりあえず送金手続きをし、 LSE  の  Fees Office  に早速連絡。

「本日、学費全額£9606.96、日本の東京三菱UFJ銀行から振込をしました。大変申し訳ありません。ご指示の通り LSE ID を入れるよう銀行に要求したのですが、あいにく名前以外の記述ができないということなので、 LSE ID は誠に勝手ながら通信欄に入れさせていただきました。お手数をおかけし大変申し訳ありませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。」

的な超下手メールを送信。ああ、日本人の威厳はどうした


何はともあれ、これで払うもの払ってすっきり。
ああ、でもついに払ってしまった。
毎度のことながら、お金絡むと頑張るよ、自分。
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2010年8月24日火曜日

DAY -30: 今週の一冊

 
本日、職場の下の青山ブックセンターで購入。
国連大学の横だからか、環境関係の本がひとまとまりになって
いろいろ置いてあったので、選びやすかった。
タイトルでピンときて、目次をざっと見て、中身の字の大きさ
(小さすぎない)を確認し、即購入。
 
買ってから気づいたことに、石見徹氏はその昔LSEの客員研究員を
されていた経験もお持ちのようで。
帰りの電車で目次から拾い読みし、早くも目から鱗。
先に英文で読んだ "Weak versus Strong Sustainability" で、
何度読んでも頭に入らない点が、日本語で解説されている!
反則技ながら、理解は当然倍増。
 
無理して狙いにいく学位なので、慣れるまでは無理しないが勝手なモットー。

ところで今日はLSEに学費を振り込もうと、東京三菱UFJ銀行へ赴いた。
口座からの振替を希望したものの、私の口座は身体認証口座で、
Transaction にキャッシュカードが必要。
そんなことは当然忘れていて、カードを持ち合わせていなかったので、
本日の振込は断念(涙)。。昨日から1円以上レートが下がってて喜んじゃったのにー!
しかし、ポンド131円台って、見た事ない数字。
今まで渡英を待って正解だったかしらね。
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2010年8月22日日曜日

DAY -32: Essay Practice #1

British Council の Academic Writing 教室の宿題で、エッセイを一本書いた。
 
コースに最初から参加していないので、形式は教科書の解説を見よう見まね。
今回のエッセイの狙いは Comparison(比較)、つまりAとBの違いを分析、論じるもの。
エッセイテーマは、いくつかの他愛のない候補の中から選ぶ事ができたが、
(e.g. WINとMac, 公共交通機関とマイカー、とか)それじゃつまらないので、
私は勝手に何か自分の専攻に沿ったテーマを選ぼうと考えた。
 
しかし...、知識が十分でなくテーマを絞りきれず(哀)。
そのうち考えたり迷ったりしている時間もなくなり、結局初エッセイでは
thermal and nuclear power generation (火力・原子力発電)の比較をした。
(情報集めやすそうだったから... 逃)
 
構想30分、ドラフト2時間、推敲1時間程で完成。特に考えずに書いたら 1,000 words。
出発10分前に印刷にこぎつけ、教室へ出発。
Procrastinate していたつもりはないのだが...、この余裕のなさで先が思いやられる。。
 
Comparison Essay の展開のパターンとして、大きく分けて block および point by point 型の二種類があり、前者のほうが書きやすくて確実、と教わったにもかかわらず、
後者のスタイルで書いてしまった...。苦労したのはそのせいか?
 
講師の添削が入り、木曜日に郵送で返却されるので、それをさらにpolishして提出するのが今週の宿題。
 
さらにもう一本、自由テーマで新規エッセイの作成の宿題の他、教科書からの課題も10ページ程ある。
かなりボリューミィなこのコースだが、お金払った分はしっかり回収すべく、頑張る。

 
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2010年8月17日火曜日

DAY -37: LSE Pre-Departure Event

2 週間くらい前に LSE の担当者からメールがあり、東京で行われる出発前イベントなるものに招待された。
 
今年留学する日本人を対象にしたオリエンテーションなのか、はたまた同窓生が集う会なのか、詳細は把握しかねたものの、とりあえず出席の返信をしておいた。
今宵そのイベントが恵比寿駅近くのレストランで行われた。
  
会場はパーティスペースに飲み物と軽食が用意されており、今秋入学予定の日本人学生(ほとんどが大学院)が 20 人くらいと、卒業生が数名、さらにゲストスピーカーとして LSE の教授、ほかおそらく関係者の外国人数名が招かれていた。 2 時間ほどの予定時間のほとんどは、参加者同士の歓談に充てられ、途中 40 分ほど、ゲストスピーカーの教授から国際関係についてのレクチャーがあった。
 
参加者のうち、今秋出発予定者の内訳を見ると(自分が話して把握できた限り)、ビジネスマネジメント系と開発系にほぼ二分され、後者のほうが多い。そして前者は男性、後者は女性のみ、としっかり棲み分けがなされているのは偶然だろうか。自分も一応、開発の範疇に入るコース (MSc Environment and Development) に入るが、ほかの開発学生の皆さんは Development Studies Development Management など、より開発色が強そうなコースに進むらしい。言うまでもないが、皆さん英語が堪能なことは日本語で会話をしていてもわかる。名刺をもらって見るとさらに如実にわかる。大卒直後の若い方もいれば、私のように社会人を 10 年くらいやってから行かれる方もまた半分くらい。 NPO や国際機関など、いずれもなんらかの形で開発分野に関わる経歴をお持ちのようで、予想はしていたものの、全く関係のない分野から新規参入する自分は若干気後れぎみ…。気を取り直すために(?)しっかり二次会まで参加しておいた。学問以外にも、住まいや渡航計画、持ち物の話など、いろいろと貴重な情報交換ができた。

今日のイベントに参加して、いよいよ本気で準備を始める決意が固まった。(遅い。。)
長い To Do リストがいまだまとまらずに手元にあるが、あと 40 日弱を大切に過ごしたい。
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2010年8月8日日曜日

Academic Writing Class


今日からBritish Councilが運営しているAcademic Writing のコースに通い始めた。 
毎週日曜の午後、飯田橋。アタック25も見られなければ、デートの予定を入れることもできない微妙な時間帯。 
しかし、この先の一年を少しでも有意義にするためにやれることは何でもやると決めたので、黙ってやる。 

私は全10回の授業の4回目から横入り入学した。 
初日の今日は楽しい外泊明けで若干ミゼラブルなコンディションで挑んだ。
シドニー時代に少しだけEAPの授業を受けたが、こちらのほうがお堅い雰囲気で私は好きだ。先生はもちろんイギリス人で、元弁護士。10人ほどクラスメイトがいるが、どなたも留学を控えて通っているという感じではなさそう。しかし、さすがにレベル分けはしっかりしているようで、皆そこそこ上手な英語を話し、文法の知識もしっかりしているのがわかる。

授 業の内容自体はさして難しくもなく、英文を書くことに苦手意識は特にないが、学術論文は当然書いたことがないので、やはり妥当な準備だと思う。また、日本 語でも英語でもライティングには自分特有の癖があり、それはなかなか抜けない。簡潔な文章を書くにはまだまだまだまだスキルと訓練が必要である。

毎度結構なボリュームの宿題が出されているようなので、これは心して力を入れて挑みたい。

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