2011年11月3日木曜日

週末パリ







10月31日のハロウィーンが祝日であると大勘違いし、
週末+月曜日の3日旅行を計画してしまったおっぺけぺーですが、なにか?
(祝日のわりには、予約時にユーロスターの料金安いなと思ったもんだ...)

この週末+1日はパリで過ごした。
ロンドン〜パリはユーロスターで3時間強。新幹線で東京〜京都みたいなもんかしら。
しばらく前にネットでチケットを予約し、往復で一万円くらいだったと思う。
こう考えると東京〜京都より安いわね。

パリは気がつけば6回目?7回目?
日本人はみんなパリ大好きで、多大な期待を抱いて訪問し、現実とのギャップにショックを受け鬱病になってしまう「パリ症候群」なんてのも新聞で報道されていたが、私自身は正直これまでパリに魅了されたことは一瞬もない。別に嫌いでもないが(7回も行ってるくらいだし)、毎回これが最後の訪問となっても全く構わないという気持ちで去る。

今回のパリ行きは、私ではなく同行者Kの希望であり、まあすぐそこだし、しばらく行ってないし、冬服の調達にでも行くか、というノリで出かけた。

以下、旅行記。

1日目:
この日で安いチケットを取ったため、ロンドンのセントパンクラス駅出発は6時22分。
一応、海外旅行なので、出国審査もある。一時間前には駅にたどり着きたい。
逆算して、自宅を出るのは4時。前日もぐったりで荷物を作っていなかったので、3時に起きてシャワーを浴び、10分で荷造りして真っ暗闇の中を出かける。
5時15分にセントパンクラス駅に到着。
一応、海外旅行なので、パスポートコントロール等、一通りの手続きを済ませる。
早起きがたたり、電車の中は、大声でわめき散らす大迷惑な子供たちの騒音にも負けず、ひたすら爆睡。
あっという間に朝9時半のパリ北駅に到着。

まずは荷物を背負ったまま、駅から徒歩で「アメリ」で有名な運河へ。
ここも以前に訪れたことがあるけど、今回は運河を船が上って行く様子を生で観ることができ、かなり興奮。

その後、ギャラリーラファイエット経由で、宿泊先のホテルまで歩く。
荷物が重い&朝から何も食べていないので、途中でお腹が空いて、カマンベールチーズを貪りながら歩く。
ラファイエットで、早速渡仏の目的である、フランスのパンを賞味。
日本にもある(けどイギリスにはない)メゾンカイザーのクロワッサン... プライスレス!

チーズを買ったスーパーで、パリの物価の高さを目の当たりにし、ショック!!
500mlのペットボトルの水が優に 1.5ユーロ。
イギリスで売っているのと全く同じブランドの同じジュースやお菓子も、値段はロンドンの約2倍。
(しかし買ったカマンベールは自社ブランドなのか、まずまずお手頃だった)
観光客向けのコンビニだからこの値段かと思いきや、普通にスーパー行っても大差ない価格。
一体、パリの人たちはどうやって生計を立てているのだろうか...。

昼過ぎにホテルに到着。荷物を置いて、一休みして早速出歩く。
宿からほど近くにマドレーヌ寺院というのがあった。
すぐ横には、日本でも有名なフォションのお店。
フォションは紅茶屋と思っていたが、お茶の他にもジャムやら調味料やらお惣菜まで、いろいろ売っていた。
私は紅茶は飲まないので、あまり縁のないお店だが、店内がカラフルで、普段見かけない珍しい商品を見ているだけでも楽しい。
日本人の観光客もさすがに多い。あちらこちらから日本語が聞こえる。


お店の前に突如2匹のうさが。

その後、コンコルド広場へ歩き、セーヌの対岸へ。
ちらちら買物をして、家路(ホテル)に着き終了。


2日目。朝から散歩を兼ね歩く。

気持ち良く整った街路樹。
シャンゼリゼのレオンでランチをしようと思ったが、
始動が早すぎたせいか、開店時間まで待てず、予定変更。

セーヌ川方面へ歩き、目についたカフェで食事。




その後、今回のパリのメインイベント、下水道博物館 (égouts de Paris)!!
レ・ミゼラブルで主人公がパリの下水道を逃げる有名なシーンがあるようですが、
それは私知りません。
ただもう下水道に入れるというだけで、テンション上がるではないですか。





下水道にも、地上と同じようにちゃんと通りの名前がついている。









脈々と続く地下の世界を、すぐ目の前を流れる下水(若干臭う)の轟音とともに大満喫。
だいぶ、長居してしまった 。。



その後は地上の美術館ケブランリを見学し(下水でテンションを上げ切ったので若干お疲れモード)


エッフェル塔を眺め、ホテルに戻り休憩。

夕方気を取り直してレオンへ。
チェーンのムール貝レストランだけど、なぜかパリに来ると毎回寄っている。
お手軽だし、フランス料理が苦手な私には、確実に無難なものが食べられるのでグッド。



隣のルイヴィトンのウィンドウがとても華やかで感動。


夜の凱旋門→思いがけず、きらきら光るエッフェル塔もばっちり鑑賞して帰宅。
ロマンチックとかいう感動を通り越しちゃうベタさたけど、美しいので良し。


翌朝は天気がこの上なく良かったので、またまた定番ながらモンパルナスへ出かけてみた。
ポールで買ったパンを朝食にかじりながら坂を上る。
白い建物、緑の芝と青い空のコントラストが素晴らしい!



さて、ここからが問題。
3連休を満喫するため、夜のユーロスターを抑えたのだが、夜まですることがない。。
もう見るところ見ちゃったし、買物するのも食事するのもバカ高いし、ホテルも出なきゃいけないし、一体どうすりゃいいのさ。
お茶を飲みにカフェめいたところに入ろうとするも、観光客が集まるエリアの昼時は、お茶だけはNG、食事もしなくちゃいけないとか縛りが多い。
おなかすいてないんですけど。。

結局、何度も通ったラファイエットで結構な時間を潰し、、
何をするでもなくうだうだして電車の時間を待つという不毛な時を過ごした。

思い返してみると、パリ滞在の最後って毎回こう。
要は、することがないのよね。。したいことも行きたいところももはや特にないって言うか。
ちゃんと調べればあるのかもしれないけど(下水みたいに穴場の博物館とか)。
だから、毎回もう来なくてもいいやと思って帰るんだろうな。
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