2010年2月6日土曜日

IELTS 1日目受験記録


今日はいよいよ、初のIELTS受験。 
朝8時半に会場入りするため、なんと5時半起き。寒い...

会場は、水道橋の東洋学園大学。
控室に荷物を置いて、IDの確認。係の人が一人一人、パスポートの番号と顔写真を入念にチェック。
試験会場に持ち込めるのはパスポートと鉛筆、消しゴムのみ、飲み物は水のみOKで、ペットボトルの周りのラベルもはがすこと。
残りの荷物は別室に置いて行かなくてはなりません。
こんなにも厳しい試験を私は受けたことがありません...

初日はリスニング、リーディング、ライティングの3科目。
怒涛の受験記録は以下の通りです。


Listening
シドニーで受けた練習問題や模擬試験でなんとなく出題傾向がわかっている程度で受験。
冒頭の問題はしごく簡単なのだが、後ろへ行く程難しくなっていく。
中盤ではちょっと気を抜いた一瞬に肝心なところを聞き逃し焦り、
最後の方の問題なんて問題の意図を理解するのに必死(汗)。
さらに参ったことに、IELTSは記述式で単語を書き入れなくてはならない問題が数多く、
パソコン慣れしてスペリングが怪しい私はこれにかなり苦悶...
特にLR。普段しゃべるときは正直あまり気にせずに発音している(それもまずいだろう)が、
いざスペれと言われると、どっちだったっけ?というのがかなりある。至極簡単な単語なのに。。
今回はハエのスペルがfry  fly のスペルに迷って数分を費やす始末。
中盤で一息ついた瞬間聞き逃したパートがちょっと怪しかったの一個と、LRのスペルが微妙なの一個、
終盤の問題でどうしてもわからず運任せで記入したもの一個。
それ以外は一応自分の意思の反映された回答で提出。

Reading
小学校時代は国語が大得意だった私だが、中学以降得意だからと油断して勉強しなくなったせいか、
長文問題は一転して大の苦手に。
そしてこれは日本語に限らず英語においても私を悩ませる。
文章を通読している間は、「うんうん」と内容に納得しながら読み進めているものの、
はて読み終わってみると内容があまり頭に残っていないのである。
幼少期は出題者の意図を的確に把握し、期待通りの回答をしたり、
また自分の意見を求められるような問題では逆に期待を裏切って奇抜な回答で先生に挑戦したりと
器用な私であったが、中学校、高校と進み長文の内容が学術的ないしは専門的になってくると、
もはやそんな余裕はございません。
IELTSの長文の出題は大問3題で、アカデミックの試験ではいずれも学術的な内容を素人向けに書いたもの。
主要な設問は、「本文中の内容に合致するのはどれか」というようなものが多いのだが、
この日は私が最も苦手とするアレが...。
「次のうち、本文中の情報として正しいものにはTRUE、間違っているものにはFALSE
書かれていないものにはNOT GIVENを書き入れよ」。
この手の設問は練習問題で一度だけやったものの、かなり細部まで読み込まないと正しい回答に辿り着けない
(特にFALSENOT GIVENの違いは往々にして微妙)読解力のない人には地獄です。
中盤でこの問題に遭遇し大打撃を食らい、ここで予想外の時間オーバー。
とりあえずベストは尽くしここは突破したものの、最後の問題では時間が足りなくなり一問埋められず
空欄で提出というなんとも情けない結末。うぅ、自信なし。

Writing
作文問題は2問で、アカデミックの場合一問はグラフを見てそこから読み取れることを論じる問題。
もう一問は、論題が与えられ、それについて自分の意見を論じる。
後者の方が高配点いということを試験会場で初めて知ったので、開始と同時に第2問に突進。
論題を見て1分で論点を書き出し、60分の制限時間の最初の半分でとにかく一気に規定の字数以上を書き上げる。
続いて第1問のグラフ問題。これも出題者の期待する回答を模索しつつ2分程度かけてプランニングし、
20分くらいで作成。残り時間で見直す感じでなんとか終了。この作文問題でも、日頃の怠慢からスペリングで苦戦。
Beneficial (c or t?)privilege のスペルが全く思い出せず、何度も何度も書き直してようやく一つに落ち着いたものの、
後でおそるおそる確認したら結局間違えてた...。がーん。

朝9時過ぎから開始し休憩なしでぶっ通し3時間強、最後は猛烈にトイレを我慢しながら、
試験はお昼過ぎにようやく終了。終わった頃にはもうぐったりして、しばらく放心状態。

その後、友達と待ち合わせて下北沢の水煙草へ。
小さな店内に立ちこめる煙と、あのシーシャの独得の空気、
さらには安かったので頼んだベイリーズロックが頭にまわって、
疲労困憊した身体中に浸みわたり、なんだか腰が抜けそうなぶっ飛び感覚に見舞われる始末。
たまに頭を使うと本当に大変なことになりかねない...。

 

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