2011年2月20日日曜日

焦燥


風邪で2日ばかり寝込んだ。
思えば木曜日の朝、なんとなく目覚めが悪く、朝8時半の授業に遅刻したのが始まりだった。
昼前になると急に眉間のあたりに違和感を覚え始め、午後にはくしゃみを始め、3時の授業はもう悪寒との闘いだった。
徐々に体調が悪化していくのを体感できる、珍しい体験だった。

夕方5時に帰宅し、そのままベッドへ倒れ込み、気がつけば日付が変わる頃。
風邪薬がないのでバファリンを飲み、節々の痛みと闘いながら、翌日昼まで眠り続ける。
課題でかなりテンパっている時期に寝込んでいることで、眠りながらかなりの焦りに見舞われる。
夢ばかり10本以上見ただろうか。尚更体力を消耗している気がした。

8年勤めた会社で病欠はわずか一回だけの私が、あっさりインターン先に「体調不良で休みます」の連絡を入れた。要はその仕事が好きではないんだと確信した。

よれよれの状態ながら、いつもはインターンのため行けない某教授のオフィスアワーにプレゼンの相談に行った。
これが失敗だった。
世の中には、どう転んでも相性が合わない相手というのが何人かはいるのだろうが、私にとってはこの教授がまさにそのひとりのようだ。
相談に対して答えをもらうどころか、代わりに精神的打撃を受けてあえなく帰宅。さらに衰弱。
おかげでやらなければならない課題がさらに山積してしまった。

そんな状態の中、具合が悪くて本を読むことも出来ない自分の無力感に絶望し、久しぶりに泣いた。
他人が同じ状況にある場合、『今はゆっくり休んで体調回復に努めなさい』的なアドバイスをするところだろうが、自分の身になるとそうはいかない。
だってやらなくてはならないことが山のようにあり、寝ている場合ではないのだ。

結局もう一晩寝続け、無理矢理熱を下げた。
体調は楽になったけど、あきらかにテンパッている余裕のない自分がイヤだ。
私はこれを LSE syndrome と名付けたが、果たしてこれは適切だろうか?
何故、自分ひとりがこんなに焦っているのだろう?
周囲の学生も同じなのか?では、どうしてそんなに飲み歩いたり遊びに行ったりする余裕があるの?
今の自分は明らかに生活を楽しんでおらず、義務感と焦燥感と自己嫌悪の連鎖に陥っている。

この先、楽しいことがいろいろ待ち受けているのはわかっていながら、それらに向けてワクワクしていられないのももったいない。




なんとかしなくては。どうしたらいいのだ。
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