海に面していないロンドンに魚市場があることは、移住してくるまで知らなかった。
もともとは19世紀にロンドンブリッジ 、シティにほど近くに建てられた世界一の規模の魚市場。1982年に同じ名前のまま、東ロンドン Isle of Dogs に移転してきた。
現在は Canary Wharf の高層ビル群のすぐ裏に位置する。まったく、こんな所に魚市場があるなんて、誰が考えるだろう?というロケーションである。
DLR沿いに住むようになって1年。この魚市場には度々お世話になっている。
朝5時くらいから始まり、8時には閉まってしまう(らしい)ので、土曜日に早起きして出かける。
シャケ丸一尾の半身が毎度だいたい12ポンド。
巷のスーパーの魚コーナーや Borough Market の価格を知る者には笑いが止まらない値段。
毎回これを買ってきて切り身にし、すぐ焼いて食べる&刺身でいただく、残りは冷凍というのが定番で、だいたい一週間くらいかけて食べきる。脂が乗ってたまらん。
これはタラ。
いつもシャケとタラばかりで冒険せずにいたので、今回は目新しいムール貝に挑戦。
両手で抱えるくらいの量が網に包まれシャケの横にドンと置いてあったので、とりあえず値段を聞くと、「2.5ポンド」。
え?
一瞬耳を疑ったが、シャケと一緒に会計するとやはり2.5ポンド。
ムール貝、1.5キロはある。2.5ポンド。
早速夕方ワイン蒸しにしていただく。うししし。
まいう〜。
その他、冷凍魚介類4袋10ポンドというのを見つけ、 エビチリやフリッターに良さそうなむきエビと大きめイワシの袋を組み合わせて買った。
どれも結構ボリュームのある袋なので、お得感満載。
いつも行くスーパーの魚コーナーが日本ほど充実していないため、渡英以来お魚から遠ざかっていたが、Billingsgate と出会って食生活が相当充実してきた。
翌日ムール貝とワインの残り汁とエビでパスタにした。
これもやゔぁい美味しい。(写真失敗した...)
お世話になってます。
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