2012年9月29日土曜日

London 2012 Olympic

随分と更新が滞ってしまいました。
読者の皆さんすみません。って果たしてそんな方がいてくれているのか?は疑問ですが、一人前にブロガー気分に浸ってみる。

バスク旅行記の途中ですが、ここらでロンドンオリンピックについて書いてみたいと思います。

終わってみれば、ロンドンのこの夏は相当熱かったです。
オリンピック開催前、正直なところ、ロンドン市民のオリンピックでの期待値はそうでもない、別にぃ〜って感じだったのではないかと思います。私も含め。

が、始まってみると、いやいや街中がどっぷりお祭りモードに浸っていたのではないでしょうか。特に私が生息するロンドン東側は、メイン会場があり多くの競技が催され、観覧客の往来も多かったので、ボランティアの道案内もそこかしこで見かけ、一層雰囲気に花を添えていたと思います。

心配された交通の混乱もなし。我らが Canary Wharf は、メイン会場の Stratford や体操などやっていた Greenwich アリーナ、卓球やレスリング会場の Excel、馬術の行われる Greenwich Park などのど真ん中に位置することもあり、通勤の大混雑や電車の遅延がかなり懸念され、会社では「期間中は自宅から仕事をすること」指令が出ておりました。うちの部署は自宅勤務を推奨していないため(私も好きではない)、最悪歩いて通勤かな〜なんて思っていたものの、蓋を開ければ通勤にはまったく支障なし、Business As Usual でした。同僚の話によると、どこの会社も同じ方針を取ったためか、むしろ期間中の朝のラッシュがなくなり快適通勤だったとか(笑)。

期待値こそ高くなかったものの、私も事前にいくらかチケットをゲットしており、試合会場に脚を運びました。

 
会社の裏紙で作成した即席日の丸...。

まずは女子バレー。会社帰りに行ける夜の日本戦を探し、予選のイタリア戦を観に行きました。残念ながら、日本は負けてしまいましたが...。イタリアの巧さばかりが印象に残ります。


会場は Earl's Court Exhibition Centre。裏で別の会場で行われていた男子体操団体で日本が(審議の結果)銀メダルを取った様子が生中継されており、居合わせた邦人たちは盛り上がっていましたが、 異議申し立てのせいでなんとなく気マヅ〜イ空気も。。



 

その他、なでしこジャパンが決勝に勝ち進むと勝手に想定して、女子サッカー決勝戦のチケットを何ヶ月も前に買っていました。

が、しょっぱなの女子バレー観戦が楽しかったのと、盛り上がりを増すお祭りモードに釣られ、急遽追加でレスリングのチケットを購入。既に持っていた女子サッカー決勝とレスリングが同日だったので、午後はレスリング予選、夜は女子サッカー決勝と、オリンピック会場をハシゴすることとなってしまいました。まあどんだけ熱心な(笑)。

終わってみればこのレスリング予選が一番楽しめた試合でした。
我々が行った日は、女子の吉田選手と浜口選手が登場しましたが、前の日に伊調選手が金メダルを取るところをテレビで見ており、その時の会場の盛り上がりがハンパなかったので、にわかに期待が膨らんでおりましたが、いやいや、レスリングのおもしろさを初めて知りました。
吉田選手(右)

吉田選手はまったく危なげなく勝ち進み、決勝進出。(その後、優勝)
浜口選手は残念ながら敗退してしまいました。おなじみのアニマル浜口さんが客席の前方で叫びまくっている姿を確かに確認。
 
アニマルさん(中央の白はちまき)

全て試合が終わって観客席を出る際、アニマルさんと偶然遭遇。
浜口選手が勝ち進んでいれば、いろいろお話できただろうに、予想外に早く敗退してしまったため、なんともどう声をかけて良いかわからず...。残念。

我々の席のすぐ前に、日本から来た大応援団(どこかの企業のグループ?アルソックとか?)がいて、大声での声援が一層気分を盛り上げてくれました。
決勝を観戦した知人の話だと、夜は江頭2:50が来場していたとか?我々の時間帯は誰も見かけなかったなー。

 
 会場で見かけたスカイツリーとおにぎり。

試合のチケットと共に付いてきたトラベルカードで、レスリング会場のExcelからサッカー開催のウェンブリースタジアムへ移動。


ここで観た邦人の数ったらまあ。この限られた空間に、これだけの邦人が集結する様子は圧巻でした。


8万人だか来場したらしいが、うち2万くらいは邦人では?と思われる程。日本戦だからまあありうる話だけど、ある種異様な光景でした。

後で知ったところ、私のロンドンの日本人の知り合いの半数以上が、この日ウェンブリーに出向いていたようです。
 

なでしこジャパンの決勝進出が決まった後でもまだチケットを買う事ができたらしく(女子サッカーはあまり人気ないのね)、恐らく決勝進出決定後駆け込みで買った日本人が大量にいた様子。そういう人たちはみんなスタジアムの中の決まった一角に集中していたのか、駆け込み買いした知人の話だと、彼女の席の周りは100%日本人で、相当盛り上がったらしい。我々の席の周りは日本人ほとんどおらず、アウェー感満載でしたが(汗)。


ミーハーな私は、日本からジャニーズや取材や応援の芸能人たちがやってくるのを目撃しようと密かに期待していたのですが、結局確認できたのは大林素子さんだけでした。

やはり地元開催ってのは盛り上がるもんですね。東京五輪は生まれておらず、長野五輪の時は日本にいなかったので、初のご当地開催を満喫しました。

興奮冷めやらぬまま、パラリンピックへ続く。
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2012年8月18日土曜日

久々外で Signor Sassi


オリンピックが終わり、街の喧騒も一段落した夏の某日。
通訳学校で知り合った日本人のお友達と食事に出かけました。

幹事のO氏は駐在員で、ロンドン中のいろんなお店をご存知の様子。 
その中から Knightsbridge ハロッズ近くにあるイタリアンの Signor Sassi を紹介してくれました。

普段ほとんど外食をしないため、レストランに入るのに若干緊張...。

邦人4人、日本語で機関銃トークを展開しながら、美味しいイタリアンとワインを堪能しました。
話題はもっぱらオリンピックの事に偏っていました。
予想外の盛り上がりに楽しんじゃっているのは皆いっしょ。
精力的にチケットを取って、試合会場に観戦に出かけているようで、それぞれ体験談を報告をしたり。

前菜は魚介のマリネ、エビのカクテル、カラマリフライ。テーブルいっぱい。

こちらは常連のO氏おすすめのエビのパスタ。見た目通り美味しい。

さらにO氏イチオシのエビのリゾット。(ブレてしまった...)
これは、確かに美味しかった。コクがあって、日本人大好きそうな味。

ボンゴレ。
ボンゴレが日本に上陸した頃は、右も左もボンゴレ食べてる時代があったな... という印象で、あえてレストランで頼んだことがないメニュー。
期待通りあっさりでいい感じ。

炭水化物メインばかりなので、魚も注文。
ただし、私は炭水化物でお腹がいっぱいでほとんど食べられず...。


とかなんとか言いつつ、しっかりデザートのティラミスは別腹に格納。
ただし、巨大すぎて、最後は味わえなかった気が...。

すっかり陽も落ちた頃に解散。
また来てみたいお店です。
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2012年8月2日木曜日

魅惑のバスク紀行〜ビルバオ編②

グッゲンハイム美術館を満喫した翌日の土曜日、まずは夕方ビトリアへ移動するためのバスチケットを買うため、ビルバオのバスステーションへ。

前日は歩いて宿と美術館を往復したが、市内を囲うように走っているトラム(路面電車)に乗ってみた。
これがなんだか、妙にモダンなので、ちょっと違和感...。
乗ってみて改めてわかったが、ビルバオという街は、どうもこう、「作られた」感が匂ってくる街である。
街が自然に成長していったのではなく、人によって作り上げられた、的な。わかります?
もっと言っちゃうと、昔は鉄鋼の街だったところが、グッゲンハイム美術館を中心に、突如アートやデザイン、モダニズムに目覚め、半ば無理矢理軌道修正して現在の形になったような印象を受ける。実際のところは知らないけど。

ビルバオ〜ビトリア、さらにサンセバスチャン含め、この地域の3大都市であるにもかかわらず、それぞれを結ぶ電車の便がない。
よって都市間の公共移動手段はバス。バスターミナルにはいくつものバス会社が乗り入れ、朝から切符を買う乗客で溢れかえりにぎやかだった。
ビトリア行きの便は1時間1本程度の頻度で発着し、5.4 €。窓口はまたもスペイン語オンリー。
ビルバオは観光客も多いはずなのに、ほとんど英語はいけないようだった。意外。

無事にチケットを買った後は、Museo de Bellas Artes de Bilbao(英語だとファインアート美術館)まで歩き、見学。
特に前知識も期待もなく出かけたが、これがなかなか良かった。
建物もお洒落だし、中は予想以上に広い。一周してぐったりしてしまうほど。
モダンアートのコーナーが気に入った。残念ながら、写真はなしです。

ビルバオ=バル巡り というくらい、ガイドブックではバルバル謳っているものの、いざバルに入るとなると、なかなか敷居が高い。
メニューがバシッとあるわけでもない(ある店もある)ので、カウンターで指差し注文するわけだが、同伴の家人はナッツアレルギーのため、逐一原材料の確認が必要。
ほとんどの店がスペイン語オンリーなので、いちいち緊張するわけです。
混んでいたりすると、「この外人、もたもたするなよ」と無言の抗議を受けそうで...。

何十分もうろうろし、勘ながらなんとなく入って声を掛けやすそうな店を物色し、ようやくAbando駅横の店に落ち着く。

クリアンサ美味しかった。そして、セラーノは裏切りませんな。
手前のコロッケみたいなのも、中身はチキン&クリームで美味しかった。



さて、お腹が満たされほっとした後、夕方までまだまだ時間があるので、午後は地下鉄に乗って、世界遺産のビスカヤ橋を見学。

地下鉄 Areeta 駅下車。本当にこんなところに世界遺産の橋が...? と思わせる、ド住宅地の中を歩き、とりあえず川を目指す。

10分強歩くと、突如、民家の間から橋を支えるケーブルが。



きたーーーー



橋フェチにはたまりません。
このゴンドラに乗って橋を渡ります。
 

切符売り場で右往左往していたら、親切な地元民が買い方を教えてくれた。
公共交通機関という位置づけなので、観光客でも一回渡るのに100円もしないくらい。

橋の上ウォークは一人5€。ここまで来てやらないわけにはいかず。
若干風が強いが、ビスケー湾の眺望。

足元、遥か下を行き来するケーブル。

歩いてきた住宅地を上から。

他にも観光客が2組くらいいたけど、ほぼ貸し切り状態。
実は、前知識まったくゼロで訪れたものの、、思いの外この橋を大満喫。

再び地下鉄でビルバオへ戻り、バスの時間まで小一時間、トイレを借りながら、ワインを飲んで過ごす。
たまたま入ったバーだったが、なかなかお洒落で高得点。


以上でビルバオ滞在は終焉。一路、ビトリアへ。


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2012年8月1日水曜日

魅惑のバスク紀行〜ビルバオ編①

7月20日から週末を挟み、スペインへ旅行。

もともとは10キロ走完走の記念にアイスランドへ行こうと思っていたのだが、思い立った時には既にチケットが高騰しており手が出ず。
別の候補地として、以前から検討はしていたビルバオが浮上。
そういえば、ビルバオの近くの街に、10年来の友人が住んでいた事を思い出し、じゃあついでに訪問してしまえ!ということで、急遽バスクを巡る旅に企画変更することに。
週末を挟んで3日くらいでいくはずが、EZ Jet で何故かぼこっと一日だけ復路の航空券が安い日があったので、せっかくだからと予想外の長旅4泊5日になってしまった。
5日もあるので、ビルバオ→ビトリア(友人宅)→サンセバスチャンのバスク3都市を巡るゆったりツアーとなった。

初日はスタンステッド空港からビルバオへ。
ビルバオ...美術館以外は予備知識ほとんどなしで行ったけど、かなり小さい空港だった。ビクトリアの滝に行った時のザンビアの空港を彷彿とさせる小ささ。
空港から市内まではバスで20分弱くらい。事前に人々のブログを読んでおいたので、ここまでは予定通り。

バスで街へ入って行くルート上にグッゲンハイム美術館があり、早速そのユニークな外観を拝むこととなる。
我々は街の中心の停留所でバスを降り、ビルバオの銀座(?)、ショッピング大通り(といっても1キロもない)を歩いて旧市街にある宿を目指す。
途中、El Corte Ingres に立ち寄り、スーパーで水と食糧を調達。

旧市街は迷路のようで、地図を持っていたにもかかわらず迷ってしまい、宿に辿り着くまでにずいぶん行ったり来たりした。宿は Bilborooms 、一泊だし、Booking.com で見つけて立地と値段で選んだ。思いがけずバリアフリールーム。スペイン語オンリー、英語は通じず、しょっぱなから洗礼(苦笑)。

少し休んでから、ビルバオのハイライト、グッゲンハイムへ。
ビトリア在住の例の友だちがタダ券をゲットし、前日に宿に届けてくれていた。
旧市街から川沿いをゆっくり歩いても30分程度で行ける。

ズビズリ橋。 橋フェチには萌え〜です。


さらにグッゲンハイム美術館と同化しつつあるもう一本の橋。
見えてきました。

川側の入口付近にはこんなオブジェが。

さて、入場。
館内は大きな荷物はNGなので、クロークに預けます。
ついでに写真撮影もNG。でも写真に撮らないにはもったいないユニークな内装。みんな撮影しまくっています。
一眼レフはさすがにあずけてしまったものの、我々も小さいデジカメで激写しました。

白いロビーの曲線美。この辺は暗黙の撮影OK。


これは展示品なので撮影NGながら、おもしろかったのでこっそり撮ってしまった。許してにゃん。


 これは目玉のひとつ、「ヘビ」という作品を上から撮ってみたもの。

ビルバオは鉄鋼の街。筒状を成す木に見える素材は実は鉄板。
実際に壁と壁の間に入ると、ちょっとした迷路気分。

グッゲンハイム美術館は3階建て。もちろん、上記のオブジェやヘビの他には絵画もたくさんある。
個人的にはヘビが一番のお気に入りだが、何よりも白いロビーが圧巻で、500枚近く写真撮りましたが、なにか?

我々は夕方3時半くらいに入って、出てきたら7時すぎくらいだったか。結構な見応えで、若干ぐったり。。



街側の出口から出ると、目の前にかの有名な犬(パピー)が。
美術館を背に、街を見据えるような体制で立っている。ハチ公みたいな感じだな...。

ちなみに写真の男性は写り込んだ赤の他人です。

近くに寄ってみると、色とりどりでまあ鮮やか。これは右のお腹〜前足あたり。
どうやってお手入れしているんだろう...。

  

せっかくなのでうちの犬とも記念撮影。


また30分ばかりゆっくり橋の写真を撮ったりしながら旧市街まで戻る。
夕飯は近所のバルで、煮込みを食べた。
とにかくそこら中にバルが連立しているので、どこに入るかは勘で選ぶしかない。
街は遅くまで賑わう中、良い子の我々は9時過ぎに宿に戻って早めの就寝。

2日目に続く。


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2012年7月17日火曜日

British 10K Run


走りましたよ、10キロ。雨の中。

少し前ですが、7月8日にこちらのイベントに参加。
ロンドン市内中心部の、観光名所をルートに含む10キロ走。
4月末に半ば衝動的に申し込んで以来、約2ヶ月、結構真面目に練習したなー。

もともと長距離走は大嫌い、大の苦手で、1キロ走も怪しかった人。
家賃の元を取るために、敷地内のジムを活用しようというところから始まったランニング。

4月の頭くらいから、 The Couch to 5K nine-week plan という、NHSのやっているポッドキャストを聴きながら、週3ペースでジムのマシーンで走り出し、気がつけば5キロは走れるようになっていた。
しかし本番はその倍の10キロ。5キロ完走後は、少しずつ距離を伸ばし、7キロ、8キロくらいまでは到達したものの、10キロに辿り着いたのはただ一回。しかもこれまでジムで走っていたため、路上を走った経験は皆無。

というわけで不安要素満載のまま迎えた当日でありますが、さらに追い打ちをかけるような悪天候。スタート前は寒さで凍えかかる始末。
幸い1万5千人超の参加者がスタートを待ち長蛇の列を成していたため、スタート前は人ごみで暖を取りつつ待つ。

レース自体は9時35分のスタートで、8時から荷物置き場がオープン。
当日はこのイベントのために中心部の地上交通網が麻痺するため、かなり早めの6時半に自宅を出発。日曜の早朝は道が空いていて、7時ちょっと過ぎにはビッグベン前に到着。
トラファルガー広場付近の荷物置き場へ歩く道中、既に多くの参加者がマックなどで待機している姿が見られた。



早朝のホワイトホール、ゴール付近。 このイベントの為に完全にブロック。


8時過ぎに荷物を預け、特設トイレの長蛇の列に並ぶ。
準備運動などして、最後にもう一回トイレへ。とまったりしていたら、急に雨!
ウィンドブレーカーの準備はなく、Tシャツ一枚なのでまあ寒いったら。

パルマルの荷物置き場付近。

スタート地点のピカデリー x ハイドパーク角まで、20分くらい歩く。
のんびりしすぎたのか、全参加者の中でもほぼ最後の方でのスタートとなってしまった。
1万5千人も走るので、スタートにも相当時間がかかる。
一番最初にエリートランナーと呼ばれる、いわゆる俊足組がスタートしたのだが、我々がスタートを待つ列にいる間に、既にエリートランナーたちはゴールしていた(笑)。

結局我々は、全参加者の中でも限りなく最後のほう、スタートするのに40分以上待って走り出した。

本日の結果。勝手に転載して怒られるかな。許してにゃん。
参加者ひとりひとりの成績をこうしてトラックできるよう、事前に靴に付ける追跡チップ(というか見た目はビニール製の紙切れだが...)が送られてきた。こんな技術があるとは。アナログ人間にはビックリ。さすがナイキ。 って別にナイキでなくても普通に出回っているテクノロジーかしら。。


まずはグリーンパーク沿いをしばらく行き、トラファルガー広場へ。スタートが遅かったので、前にいる連中に追いつこうとちょっと飛ばす。この辺は下り坂で 走り易かったのと、沿道に人が多く、マラソンランナー気分で気持ちよく走る。テムズ川沿い、エンバンクメントに入ったあたりから、急に雨。しかも結構本降 り。ブラックフライヤーズ橋を越えトンネルに入るまで、延々濡れながら走る。トンネルの中は、このイベントの為に用意された映像が映し出され、おしゃれに 演出されている。これまたさすがナイキ(笑)。トンネルを出るとまだ雨。給水所で水をもらった。その横に簡易トイレがあり、長蛇の列ができていた。雨で濡 れて寒いし入りたい気もしたが、並ぶことで脚が止まり、その後進まなくなるのが怖いのでパス。そろそろ折り返しの5キロ。少々上り坂で、このあたりスピー ドが落ちているのがわかる。再びテムズ沿いの道に入ると、あとはひたすらまっすぐビッグベンを目指す。この辺までくると、雨も弱まっていて、何となく完走できる見通しも立ってきたせいもあり、順調に加速。前をぐだぐだ走る先にスタートした人たちを次々抜くのが気持ちいい。ようやくビッグベンまでやって来た。ウェストミンスター橋を7割方渡って、折り返す。この辺は人がごった返し走りにくかった。ビッグベンで時間を確認。残りの距離を考えると、スタートから1時間程度でゴールまで行けるかもしれない。俄然やる気になってまた加速。ずっと音楽を聴きながら(主にジャニーズとハロプロ)走ってきたが、ここでBGMを「サライ」にスイッチ。24時間テレビの100キロマラソンランナーの気分を味わうべく、一人盛り上がりラストスパート。未踏の路上10キロ完走できる確信が持てると一気にテンションも上がり、最後ホワイトホールに入るあたりからは全力疾走。ゴール前は、写真に撮られることを想定し、若干減速してみた(笑)。

ゴールスするとまた給水所があり、エネルギードリンクみたいなのが無料配布されていた。有森さんの「自分で自分を褒めたい」の気持ちわかるわ、なんて思いながら500ミリを一気飲み。荷物置き場まで歩き、雨で濡れたバッグを受け取り、メダルやTシャツなど参加者へのおみやげ一式をいただいて帰路へ。走り終わって食べた、家から持ってきていたバナナが美味しかったこと。

結局タイムは1時間1分半。初心者にしちゃ結構頑張ったんじゃない?
ゴール後、1時間半くらい経過した後、携帯に「あなたのタイムは○○」とテキストが入った。いやはや、まったく至れり尽くせり。
とりあえず、無事に完走おめでとう。自分へ。

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魚づくし

土曜日の早朝、5時起きで久々に Billingsgate Market 魚市場へ。
夏場はさすがに朝起きるのが楽で助かる。

6時半前に到着。8時ギリギリに行くのと違い、市場は活気にも品物にも溢れ、かなり賑わっている。
それにしても、毎度のことながら、魚市場の客の半数が中国人(または中国人に見える東洋人)。インド人も見られるが、白人は魚食べないのか?売っている側は皆白人だけど。

今日の収穫。
サーモン半身12ポンド。
サバ2尾。シーバス(すずき)2尾。マス1尾。
全部合わせて23ポンドのお買い物。安いよね。うん、安い。さすが魚市場。


帰宅後、家人が捌く。
当然一度に食べられないので、切り身にして小分け冷凍。
でも、せっかくだから新鮮なうちにいただきたい。
そして、うちのフリッジ小さいから、魚ばかりそんなに収納できるスペースがない。

というわけで、この日から怒濤の魚ウィークに突入。

魚料理は日本時代もほとんどしたことがないので、
クックパッドを見ながらなんとなく調理。

まずサバみそ。適当なわりには美味しく完成。


フレッシュサーモン刺身&わさび醤油。プライスレス!!
(これも料理と呼ぶぞ)

続いて、足の速いサバを、ナンバーワンすしネタのしめ鯖にも挑戦。

初日から結構頑張った。

翌日は趣向を変えて、グリルに。
これはシーバスのエスニックソース。家人作。玉ねぎに合う美味しい。


さらにサバを捌いて出たアラであら汁。いい!


しめ鯖と同時進行で同じく〆たマスで、マス寿司作成。
富山県の駅弁をイメージしたものの、なんか違うものが出来上がったけど、まあ良し。
巻き寿司なんて作った事がないので、試行錯誤の上、いびつながらなんとか完成。
まあ、味は同じさ。

翌日のオフィスのお弁当は手毬寿司。
机でお酢のにおいをぷんぷんさせている日本人ですが、なにか?


3日も続くとさすがにお肉が(魚以外のもの)が恋しくなり...。
まだまだサーモン切り身が写真の3/4以上冷凍庫に眠っております。

いやしかし魚(特に刺身)とごはんの黄金のコンビネーションは日本人の心。
シンプルさがいいのだよ。
フランス人やイギリス人に、その価値はわかるまいな。

マグロが出回っていないのが残念。
まあ、マグロの消費は日本人とイタリア人に任せて、他人の食生活をガミガミ批判するなよオーストラリア人。


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2012年7月6日金曜日

女子会。


金曜日の午後、なんだか成り行きで、会社の部署みんなでランチに行く事になった。

本来の予定では、ボスが我々3人の女子を連れて奢ってくれるはずだったのだが、ボスが忙しすぎて離脱。
隣同士で座っているのにほとんど会話をしない、同僚のJとGと連れ立って3人での食事会となった。

別に仲が悪いわけではなく、私の席からはちょっと身体をわざわざ動かさないと会話に参加できないのと、どうせたいしておもしろい話をしているようにも思えないので、わざわざ話に参加するよりはとっとと仕事して帰りたいという精神が働いているからで。
JとGはたまに喋っているのが聞こえてくるが、あえて介入しない孤高のエース=私。(自分で言ってりゃ世話ないw)

ちなみにお店はここ。
店選びにはGにやらせ、ほとんど参加しなかったくせに、最後3択まで絞られたところで、アジアンな気分だったのでちゃっかり一推ししておいた。

正直言って、私はGのことが好きではない。
外見がタイプではないのもあるが(Gは東ヨーロッパ人で顔もメイクも濃すぎる。その点、Jは中国系イギリス人なので目に優しい)、たいした仕事もできないくせに学習意欲が見られない上、常日頃から、時には教えてやっている最中にもため息をつくのが我慢ならない。
あまり会話しないのにはこんな理由もある。必要以上に関わりたくないのだ。

まあそんな文句は置いておいて。

お昼のピークを過ぎた頃なので、店内も比較的空いていた。
このレストラン、落ち着いた重厚な内装で雰囲気はなかなか良い。アジア人の店員たちもフレンドリーでいい感じ。
ただし、値段の割にポーションが小さいというのがちょっと。
もっとも、スターターとメインにサイドでライスも頼んで(マラソン前なので炭水化物を)、結果的にはかなりお腹いっぱいになったが。

で、何の話をしたのかと言うと。

Jは予想26歳、Gは29歳。
アラサー女子が集まると、恋バナになるのは万国共通なのだろうか。
私は同僚の恋愛生活に全く興味ないんですけど。
Jは彼氏と別れたばかりらしく、Gの現在の彼(元同僚らしい)さらに元カレ情報に渡り、私からすりゃ「なんでそんな事に興味ある?」と思うようなどうでもいい質問を矢継ぎ早に展開し、一人無視しているわけにもいかんので相槌打つのに相当疲れた。

さらに料理を注文しているところから。
以前の記事にも記したかもしれないが、Jは非常に特異な食生活を送っている。
宗教上の理由から、肉も魚も乳製品も、動物から抽出されたものは一切食べない、酒も飲まない、というのはまあ納得できなくもない。
といっても仏教徒らしいのだが、まあ宗派によって厳しい戒律があったりするのかなと思っていた。
なので、これまでにも会社のお偉いさんが来て外食をした際など、いつもサラダとフルーツのみを食べていた。これはまあ、それだけ制約があるならわからなくもない。
この日もGと私がスターターとメインを頼む傍ら、Jはフルーツプレート2皿オーダーしていた。

私はそれがJのスタイルなんだろうと思って特に深入りしたことはなかった。
J と初めて食卓を共にするGには納得がいかないらしく、怪訝そうな顔をしているので、Jは「ダイエット中なの」的な理由をつけて交わそうとしたようだったが、Gはしつこくやれ「健康に悪い」やら「あなたにはダイエットの必要はない」口を挟み始めた。

ふと考えてみると、外食以外でも、例えば普段のオフィスのランチでも、Jがフルーツ以外の物を食べている姿を見たことがない。動物性食物以外でも、例えばお米やパスタを食べている様子が全く伺えない。


Gの怒濤のツッコミ質問により、ここへ来て明らかになってきたことがある。
どうやらJは摂食障害(過食)を煩っているらしく、自制がきく時には野菜や果物といったクリーンなものだけを食べたいのだという。
果たしてJが過食といったところで、肉も野菜も食べなきゃ何を過食しているのかわかったもんじゃないが...。 普通、過食患者は炭水化物や甘味なんかを詰め込む傾向があると思うのだが、実は裏ではJもそういったものを口にしているのだろうか。

おやまあ、それはよろしくない。
ということで、私も昔同じような病気で、今の体型に収まるまでに7年もかかったわよー、なんて話をしてみた。
食べる事以外に集中できることが見つかれば自然と収まる症状だとは思うが、それがそんなに簡単ではないのよね。
今となっては昔の事だから体験談が語れるが、煩っている最中には治療法が見えるものでもなく。

それにしても、野菜とフルーツしか食べないでJはどうやって身体を維持しているのか、気になってはいたものの...、肌つやも悪くないし、髪なんか超絶きれいだし、パッと見、とても栄養が行き届いていないようには見えないのだが。
しかし、言われて見ると手荒れがひどかったり、二の腕の脂肪や筋肉はまったくない。
足りない成分はサプリを飲んでいると言っては、またGに説教されていた。

過食については、Jはカウンセリングにも通っているらしい。
デリケートな問題なので、どこまで踏み込んで話を聞いて良いものか迷うところだが...。
何が彼女の気持ちの穴を埋める要素なのかわからないが(彼氏か、仕事か、また何か夢や目標でもあるのか)、まずはそういうものが成就することを願う。

女子には悩みがつきないものですな...。

ちなみにお料理はというと。
スターターの2人用前菜プレートには焼き鳥(のアジアンぽいの)やホタテグリルなど4〜5品乗っていたが、前述の通り値段の割に量が少なく、メインのダック焼きは若干甘く、これまたポーション小。ライスだけが巨大だった。

なんか食べた気がしないのは、Jの話のせいか、Gが嫌いだからか、果たして...。


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