2012年10月21日日曜日

London 2012 Paralympic ③

パラリンピック観戦編2。

9月の初旬、ついにオリンピックスタジアムに到達。
陸上競技を観戦しました。
これがロンドンオリンピック、パラリンピック通じて、自分にとっては最後のイベントでした。 

5時半に会社を出て、6時にはスタジアム最寄りのStratford に到着。
手荷物検査で飲み物は没収されてしまうが、食べ物はOKなので、晩ご飯用の軽食を買って入場。


左にはいつも電車(DLR)から見えていた、またBBCのオリンピック中継で目にしていた例の赤い塔が。





7時頃スタジアムの建物に到着。既にほぼ満席、声援が外まで響き渡ります。
特に、トラックの選手が自分の前を通過すると、一層歓声が大きくなります。

  
これはトラック競技のスタート地点。
競技用車椅子は初めて見たが、前輪が軽くて、気を抜くと後ろにばたーんと倒れてしまいそうで、なかなか操縦が難しそうに思える。
 
視覚障害者部門では、伴走者付きの選手も多い。
一人、ゴール手前で伴走者が転んでしまい、メダルを逃した選手がいました。
息ぴったりに見えても、難しいんだろうなー。

円盤投げの選手たち。いきなり世界新が出た。
選手が走っている最中のトラックを元気よく列を作り横断して登場するので、ぶつかるんじゃないかと見ているほうがヒヤヒヤしました(笑)。

競技、ウィニングラン、表彰式が次々と、小気味よく展開されます。

この日の目玉は車椅子による1500メートル走決勝。
イギリスから期待の注目選手が出場していたので、スタンドは大盛り上がり。

ここでどおーーっと歓声。

一番先頭がイギリス人選手。期待通り優勝しました。

スタンド総立ちの大興奮。

正直、日本での報道のイメージから、パラリンピックはオリンピック程盛り上がらないんじゃないかと勝手に思っていたら大間違い。大声援の大盛況でした。

おもしろいのは、オリンピックの陸上競技だと、米国、カリブ、アフリカ勢が圧倒的に強い印象なのに対し、パラリンピックのメダリストの国籍はバラエティに富んでいる。
この日ももちろんケニア勢が強い競走もあったが、特に目についた強豪国はブラジル、イラン、ロシア、ウクライナ。普段あまり陸上とイメージが結びつかないオーストリアも上位に食い込む中、米勢はまったく影薄い。

10時半までいて、まだまだ一部競技が続き表彰式も残っていたものの、気温も下がってきたので残念ながらここでおいとま。



帰りはまた例によってボランティアの皆さんに見送られながら、Stratford の混雑を避けるため West Ham 駅まで歩きました。
30分くらい歩くのだが、道中あちこちにボランティア係員がいて、自分の iPod やら何やらで好き勝手な音楽を流しながら任務にあたっているユルさがなんとも良かった。

1ヶ月以上に渡ったオリンピック、パラリンピックの一連の行事がこれで全て終わってしまい、かなり虚無感。寂しいな。
個人的には London 2012 は大成功、ロンドンよく頑張ったと思う。


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