乾期にこれだけ緑色になる田園風景は珍しいのだとか。
ブバネシュワでの一日。
ホテルで朝食を摂った後(初日にも食べたオムレツをまた食べた)、病院を運営する団体のブバネシュワのオフィス(初日に登場したM氏の勤務先)を訪れ、会議室を借りて、病院での実地調査の資料をまとめる作業をした。
昼前にイギリス人のコーディネーターがチェンナイへと帰って行った。
オフィスでランチも用意してくれたが、カレーピラフにモロにカシューが入っていたので、バナナだけ食べて飢えをしのいだ。
結局フィンランド人と2人、夕方までそこで資料作りに明け暮れ、5時になったら車でホテルまで送ってもらった。
病院のある田舎にいたからか、ブバネシュワは本当に大都会に感じる。これでも、インドの都市の中では小規模な方なのだろうが。住宅街を見るのが久しぶりだった上、広い舗装された道路も新鮮だった。
ホテルに戻ると、すぐ傍のインターネットカフェに出かけた。
接続は相当遅いものの、病院のネットよりマシだった。まとめた資料をロンドンに送り、久しぶりに日本とロンドンの家族にもまともなメールを送る事ができた。
2人になった今夜もやはり、女同士ホテルのバーに出かけてビールを飲んだ。
インド最後の夜だけあって、この怒濤の一週間を振り返って、今となっては笑い話どころか、夢だったような、あの田舎の病院での出来事を語っては爆笑した。
最後の晩餐は、初日に恐る恐るローストチキンを食べたレストランへ行き、今度はカレーを頼んだ。
翌朝はまた車のお迎えを受け、空港へ。
来る時はデリー経由だったが、ブバネシュワから、今度はムンバイで乗り換えてロンドンへ。
このムンバイの空港がくせ者だった。まず、ブバネシュワから到着する国内線と、ロンドンへ向かう国際線のターミナルが離れているため、バスに乗るのに30分くらい待たなくてはならなかった。
さらに、国際線ターミナルに到着したはいいが、フライトの3時間前まで建物の中に入れてもらえない。
乗り換え8時間もあるんですが、路頭に迷えってことですか?!
近くのハイアットへ行って休んでたら?と案内係のインド人に言われるも、そんなのに金が出せるか早く中へ入れろこの〜(怒
お金ももうほとんど持っていなかったので、とりあえず落ち着く為にそこらの売店でサモサとコーヒーをフィンランド人に奢ってもらい、路上で食べる...。目の前を排気ガスぶんぶんの車列と、軍人の集団が過ぎて行く...。まったく、搭乗券も手元にあるのになんでこんな目に遭わなきゃならんのよ(泣)。
いざ時間になったら、とっとと出国審査を済ませて、中のバーに座り直し、またビール飲んだ。
しかし、、デリーの空港がかなりきれいで広くて立派だったので、ムンバイにも期待していたが、規模も施設も店舗も雲泥の差。ムンバイはヒースローのターミナル3と同じくらいいけてな(略)。帰りがデリーだったら、終わり良ければなんとかって、気持ちよく帰国の途につけたであろうに。
何はともあれ、こうして一週間強のインドの旅は無事終焉を迎えた。
ただし、お腹は帰国後も約一週間、壊れたままだった。
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