2011年4月4日月曜日

Room furnishing


新居に入って一週間近くが経過。ようやくIKEAに家具の物色に出かける。

家具の少ないがらんとした空間での生活は嫌いではないが、収納場所がなくてモノが山積していること、そして何より前の住人から引き継いだベッドのマットレスが柔らか過ぎて、我々2人とも日々疲労困憊&だんだん具合も機嫌も悪くなっていく。

IKEA は例によって郊外にある。日本では割と近所の南船橋にあって便利だったが、調べた結果、今回はロンドンの北の郊外ウェンブリーの店舗へ出かけることにした。

我々の暮らす南ロンドンの Deptford Bridge からはバスを一度乗り継げば行けるのだが、実に2時間強の長旅だった。連日の疲労と寝不足(マットレスのせい)で車中も爆睡、具合も機嫌も芳しくない。到着する頃にはかなりの空腹に見舞われていたが、IKEA のレストランで食べられるものがなく、あーでもないこーでもないと揉めて更に緊迫感に拍車がかかる。

結局、IKEA の裏手にある巨大 TESCO で食べ物を買い込み、IKEA 入り口前に展示してあるアウトドアテーブルセットを食卓にピクニックしましたがなにか?

IKEA といえばいろいろと楽しいものが置いてあるので目移りするのだが、計画性命のA型と思い切り勝負のAB型が揃えば、スイスイと買物も進む。約2時間半の滞在で、必要なものは大方ゲット。もちろんマットレスも、何度も寝て硬さを確かめた。
同日着のExpress Delivery に75ポンドもかかったが、これはまあ必要経費かなとケチな私も納得。

夜9時過ぎに、デリバリーが少々遅れてやって来た。疲れてぐったりしていたが、やはり何もない部屋に家具が届くとテンション上がる。
IKEA の寝具コーナーが思いの外イケていなかったので、シーツとベッドカバーを買えなかった。そのため11時近くになって Canada Water の大型 TESCO の閉店間際に駆け込んだ。

その後3時近くまでかかって黙々と家具を組み立てる。何処に残っていたのだそんなエネルギーが(笑)。

堅いマットレスで久しぶりに眠れた後に見た部屋は、前の日と比べ格段に家っぽくなっていた。
ひとり暮らし(正確には実家以外での生活、基本他人と同居)は初めてではないが、これまでは家具付きの部屋を前提で借りていたので、自分の好みで家具を揃えるのは初めて。しかもそれがロンドンなのが嬉しい。


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