2010年12月24日金曜日

DAY 92: 再会、そして帰郷。


Borough Market の屋台

シドニーのスペイン語学校で16週間いっしょのクラスだったオーストラリア人のいわゆる日本基準ではかなりのイケメン男子 (23?若っ)がロンドンにやって来た。

彼は2009年末から3ヶ月南米を彼女と旅行し、そこで何かに取り憑かれたのか、帰国後勤め先のデロイトを退職し、彼女と別れ、ひとりスペインに語学留学しにやって来た。

と言っても留学が始まったのはこの2ヶ月くらいで、それまで4ヶ月ばかり欧州を放浪していた様子。

一体どういうライフプランで、何より資金繰りはどうなっているのか?など興味津々だったので、今日久々に Borough Market で再会することにした。

彼は今スペインの Sevilla(日本語だとセビリア?)の語学学校に通っていて、3月までそこにいた後、ロンドンに移住を考えているらしい。聞けばおばあさんがイギリス人なので、労働も可能なビザが5年間出るのだとか。いいなー。

(でも母親はUKパスポートを持っていないので、永住は不可らしい。でも、イギリスは確か5年働いたら永住権取れるはず... その制度も昨今の保守党政権の移民追放計画により抹消されるやも知れないが... うぅ。。)

しかし、彼はあくまでスペインに住みたいらしく、UK5年居住権があってもEU諸国に応用が効かないので意味がないと言う。おい、だったらそれ売ってくれ。

スペイン人の失業率は20%で、外国人の就業のチャンスはほぼ皆無。でもなんとかバーかホステルの仕事をゲットして居残らんと企てている外国人は多いらしい。うん、私もそれやりたい。

Sevilla の話。これまでにも何人もに Sevilla 行きを勧められたが、彼もまたそのひとり。物価も安くて(対 Madrid or London)治安も良く、食事もおいしく、気候も温暖で、それはそれはのんびりとした良い所だって。イースターには、世界最大級のイースター祭が催され るらしいよ。こりゃもう行くしかないねairplane

彼は仕事を辞めて車を売ってオーストラリアを出たらしいが。スペインでは学校も生活資金も思う程バカ高くないと言う。語学学校は一日4時間15ユーロくらいで、マジョリティがオランダ人らしい。彼の通う学校には若い日本人男子が2人いるとか。高卒でスペイン留学ですか。いいな。

先のことは決まってなくて、ああなんかいいなこういう生き方。
2時間弱このイケメン男子とmulled wine を片手に Borough Market をうろうろし、立ち食いランチを食べて別れた。


British Beef 100% & Haloumi Cheese のグリルが乗ったサンドイッチ。相当なボリュームだ...。Boroush Market には食べ物屋もたくさんあるのよ。

シドニー時代は完全に私のほうがスペイン語できたのに、いまやすっかり追い抜かれたわ。負けてらんないわ。なんとかしなくてはangry

でも、いっしょに勉強していた人が、真面目にその道を全うしている姿を見るのは気持ちよいものです。

そして、特別仲良しでもないながら、Facebook などでなんとなく繋がっていた人と、思いがけない場所で再会し、なんかちょっと嬉しい気分。

そしてこれを書いている今、私は -9℃のソウルにいる。(ロンドンより激寒)

トランジット3時間はいかんだろう。キムチとチャンジャと韓国海苔に5,000円以上も費やしてしまったではないか...。

今夜は成田。日本で焼肉/寿司/鍋を堪能し(ついでにエッセイ太りを解消し)、後期の授業と修士論文に向け充電するわ。

年末でRCWは一旦閉幕。来年からはちょっと違うコンセプトでお送りします。乞うご期待。

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