2010年12月2日木曜日

DAY 71 SPECIAL: カダフィ大佐とすごすひととき

大佐の前に一件。今日、うっかりこれを食べてしまった。pesto sauce (... cashew nuts) これは、過去に3回死にかけたコンビネーションである。一口口にした瞬間によもや?と思ったが、意外にもいけてしまったので、全部食べた。微量だったの か、違和感はあるが症状には至らず。先日インドカレーを問題なく食べられたし(筆者はカシューとインドカレーを食べて呼吸困難に陥った経験があり、これら の食品に対するアレルギー持ちと自覚している)もしかして克服しちゃった?(油断禁物)


LSEにやって来て良かった、と思うことはしばしばあるが、今日はまたその思いが深まった一日であった。

これまでチリの大統領、ボリビアの副大統領など、VIPを拾って講演を聴きに行くミーハー女と思われてそうな感があるが、今回はついに真鍮の登場。リビアのカダフィ大佐の、ビデオ講演(惜しい!)。

リビア...。私を知っている人は、私とリビアとの関係もご存知だろうか。まあ要は一回訪問したというだけなんだけど、10年以上思い描いていて縁あって厄介を乗り越えようやく訪問にこぎつけた特別な旅先。

それは置いておいて、今回の講演は、"Libya's position in the world" というもので、リビアとLSEを生中継で繋いで、大佐の講演を聴いた後、Q&A の時間が設けられるという段取りだった。私もしっかり質問を用意して、前の方の席を陣取るため、一時間前から入場の列に並んだ。(その間に写真のこれを食 べた)大佐がアラビア語で喋るため、アラビア語と英語の同時通訳が入り、私も同通用のイヤホンを借りて入場。

カダフィ大佐。

巨大スクリーンに大佐が登場すると、満員の会場から拍手が湧き起こった。会場のファシリテーターが「30分くらい大佐に話してもらって、その後質疑応答にな ります」と説明したが、それが上手くアラビア語に訳されなかったのか、そもそもの段取りの認識に相違があったのか。マイクが渡ると、大佐、簡単に挨拶をし た後、いきなり質問を受け付けます状態になってしまった。会場大爆笑。

さらに会場から質問を募ったところ、最初に当てられた学生の質問 "What is Libya's position in the world?" に一同大爆笑。いやー、これにはお腹がよじれる程笑った。誰だか知らんがナイスすぎる。。happy02

大佐いわく、世界はこの大佐のマイ地図のように地域毎のユニオンにより統一されるべきで、個別の国家はなくなる方向にある(べき)らしい。このようなレジームに賛同しない国家が多数あることを嘆いていた。


ちなみに日本は中国とオーストラリアと同グループ。北朝鮮、韓国、モンゴル、そしてNZは無所属の白、グリーンランドは北米に吸収されているが...。

突っ 込みどころ満載の大佐マイ地図だが、アゼルバイジャンの学生が、「アゼルバイジャンはロシアと同じグループにあるが再度ロシアに吸収されるということか? ちなみにアゼルバイジャンは旧ソ連から独立した国です、念のため。」と勇気ある挑戦的な質問を投げかけ、会場が湧いた。

私もここぞとばかりに手を挙げまくったが、残念ながら当てられず。。ちなみに観光産業の将来と、アラブ、アフリカ以外の各国への門戸開放について尋ねようと思っていた。

結局一時間の枠は全て質疑応答で消化され、最後は大佐のお決まりのポーズで締め。

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