2010年10月30日土曜日

DAY 36: King's College London 潜入


今日は、DAY 20 に開催された「ロンドン日本人学生交流会」で知り合った King's College London (通称KCL。LSE 同様ロンドン大学を構成する学校の一つで、校舎もLSE から道数本隔てただけとほど近い。) の H氏とランチの約束をしており、昼過ぎにとりあえず Strand の KCL 入り口にて待ち合わせ。何処へ行くと決めていなかったので、KCL の学食をリクエストしてみた。周辺にはたいした店もないし、どうせ不味いので、だったら学食のほうが安く済むだろう。

こ れまで掲載した LSE の写真などからも何となく窺えるかもしれないが、LSE は、本当にオフィスビルの延長立ち並んでいる建物の中が教室になっているという感じで、学校の正門だとか入り口だとかそういうものがない。(もしかしたら それに該当するものがあるのかもしれないが、未だ聞いた事がない)かたやKCL は、ここが大学の入り口です的なちゃんとした正門ちっくなものがあり、入ると Reception がある(若干ホテル式の設計か?)。中庭を取り囲むようにいかにも校舎って感じの建物が四方に建っており、建物の中の造りや装飾も重厚な感じ。学食のすぐ 近くにチャペルがあったが、ステンドグラスも入って荘厳な雰囲気。「KCL は学校、LSE は塾って感じ」と誰かが言っていたが、なるほど頷ける。

KCL 学食。右奥が配膳カウンターとテイクアウェイ陳列棚。

学 食はひとつしかないようだが、思いの外小さく、温かいメニューは Fish & Chips の他、カレーみたいなのと、ナントカの煮込みみたいなのくらいだった。お持ち帰りの弁当コーナーがあり、そこで Sweet and Sour Chicken Noodle 2.7ポンドというものを買ってみた。

やはり舌が受け付けず、この私が半分弱残してしまう。

これはH氏が食べた"Japanese Style Curry"同じく2.7ポンド。白いのは豆腐ではなく鶏肉。怪しい...

H 氏は、私が合格したけど進学を辞退した(正確には来年度に延期したので、来年入学する権利をキープしている)KCL の Tourism, Environment and Development というMSc に所属している。彼は彼でLSEの MSc Population and Development を辞退してこちらに来たそうなので、どちらにしてもどこかで接点があった人物だろう。KCL は LSE よりも social science research に力を入れており、授業も興味深いものが多いので、私は聴講しようか、あるいは後期に単位を取りに行こうかと未だに検討している(LSE~KCL 間で単位の互換が可能)。そのため色々授業の話などを聞こうと思っていたが、蓋を開ければ就職活動の話で終わってしまった。話した感じ、就職斡旋には明ら かに KCL よりも LSE の方が力を入れている様子。彼は彼で KCL の教授やインターンプログラムの情報を持っているので、相互情報交換を強化しましょうということで合意。

H 氏と別れた後は、LSE に移動し、スペイン語のレベルチェックテストを受けた。LSE には Language Centre というのがあり、ここは私が受講している外国人学生向けの Academic Writing などの他、諸外国語の授業も提供している。仏語、西語、伊語、日本語、中国語、露語など、主要言語はだいたいある。週2時間、10週間でLSEの学生は 215ポンド。まあまあかなと思い、受講を考えた。外部の人も受講可能だがもうちょっと高い。

各 言語とも、全くの初心者以外は、オンラインでの筆記テストと、Needs Analysis Interview という喋りのチェックを受けて、自分に合うレベルのクラスに入る。インタビューに先立ち、昨晩半分眠りながらオンラインのテストを受けた。思えば5月に DELE を受けて以来全くノータッチのスペイン語...。でも文法問題の四択なので、なんとなく記憶をたどりやってみる。一番最後には西語作文もあり、何故受講を 希望するのか、クラスに何を期待するか、などを書かねばならなかった。動詞の活用に自信がなく、ぶっちゃけ辞書を引いたりもした(これって反則ではない か?)。

事 前に予約した時間に Needs Analysis Interview に向かった。どこの国の人だか知れないが、講師がおもむろにスペイン語で話しかけてくる。恐らく最初に how are you? 的な事を聞かれた気がするが、今までに聞いた事がない言い回しだったので(いわゆる英語でいう what's up 的な?)、しょっぱなからポカーンとする(汗)。その後、スペイン語はどこでどれくらい勉強したのか?という質問は聞き取れたので、「シドニーで半年くら い。この半年は全く何もやっていない」とたどたどしいスペイン語で返す。この時点で既に講師、もう私の会話力は諦めたのか、続く会話は英語にスイッチ。ど うやら私のオンライン筆記テストの結果がとても良かったらしく、これほど会話が成立しないことに驚きを隠せない様子(笑)。"How come your written test score is so good?" と真顔で言われる(イヤミか?)。むむ... 仕方がないので、「私日本人なので文法はできるんです」と答えた。

ク ラスのレベルは初心者のLevel 1 から上級のLevel 5 まであり、Level 1-3 まではそれぞれ Standard と Fast Track(要はLevel 1.5/ 2.5/ 3.5) の2段階に分かれる。講師はしばらく悩んだ挙げ句、私を Level 3 Fast Track というレベルに入れた。自分的には Level 2 Fast Track か、かろうじてLevel 3 Standard くらいだろうと思っていたので、Level 3 FT は明らかに欲張り過ぎだと思うのだが...、と軽く抵抗してみたが、筆記テストの結果が Level 4 を超えているらしく、ここに落ち着いた。まあ簡単すぎる所に入るよりもちょっと難しい方がやる気になるだろうと開き直る。どうせ文法は他の学生よりできる だろう(問題は会話)。来週から早速授業があるので、ちょっと文法の復習をせねば...

昨日プレゼンを終えたばかりだが、3週間後にまた別のプレゼンとエッセイの提出が重なるため、今日からプレゼン準備に着手。9時過ぎに帰宅しこのボリューム を食し、それから reading。イギリスのポークチョップは安いのに美味しいのよ。ベーコンも日本のものより明らかにレベルが高い。結局自分で調理するのが一番美味しい のだ。

久々にSkypeに興じ、溜まった不安も一掃された。完全に夜型が進行中。

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2010年10月29日金曜日

DAY 35: Presentation


LSEにやって来て、初めての大仕事だった。

帰り道。Waterloo Sunset

思えばプレゼンをするのは、2年くらい前に当時勤めていた会社で日本人相手に英語のプレゼンをしたのが最後だったか。今回ももちろん英語だが、内容が新たに開拓する分野なので、どうスムーズに進めるものかちょっと苦心した。

こ のプレゼンは、必修の Sustainability: Business, Economy and Technology というコースのもので、テーマは一回目の授業でそれぞれの学生にアサインされ、毎週違う学生が発表している。我々のテーマは、良く言えば簡単、ともすれば 広域に及ぶもので、"Beyond growth: What factors drive environmental pollution?" というものだった。

参考図書は何冊か提示されている。私は2週間前から読み始めた。1週間前に一緒にプレゼンをするギリシャ人Cと話し合いを始めたが、Cがあっという間にパワ ポのプレゼンを作ってくれたのには助かった(丸一日かけたらしいが)。その後、週末で内容を吟味し、月曜日にC宅で打ち合わせ、火曜日に Lecturer のオフィスを訪れ内容に問題がないか簡単に確認した。水曜日の昨日、私は Academic Writing という外国人学生のための無料英語教室に参加しているが、昨日はそこで ちょうど citation (他の出版物からの引用)の方法を習い、Cの作ったパワポにあるいくつもの引用が正しいルールに則っていない事に気づいてしまった。Cは頭痛で家で休んで いるというので、ひとりで慌てて全部の文献を探り出し、正しく引用し直し、Reference もふさわしい方法で付け直した。結構な量を一時間弱の空き時間で完了させ、ワインバーへ行く間際、とりあえずCに送り逃げたのだ。やればできるじゃん、自 分。

木曜日の今日は午前中ハンドアウトを人数分印刷してリハをした。プレゼン時間は20分以内と決められているので、時間を計りながら。オーディエンスは同じセミナーの15人程と小規模ながら、もちろんそこそこ緊張はする。

我々の論点は、"Beyond growth" なので、環境汚染の引き金となる経済成長意外の要素として、political, demographic and geographic factors からそれぞれ以下を例をあげてプレゼンした。

-Political Factors: Lack of democracy, Power inequality, Absence of civil society

-Demographic Factors: Population growth, Age group, Urbanisation, Average household size

-Geographic Factors: Extreme weather, Population distribution, Availability of renewable resources

個 人的には、Average household size がインパクトを与えるという点が面白いと思った。例えば10人で暮らしていれば1台のヒーターで10人暖まるのに対し、2人暮らしなら2人しか暖められな い。エネルギー非効率性が、二酸化炭素放出に繋がるという、自分ではちょっと浮かばない発想だった。

批判好きな lecturer からは、Cがスライドに挿入したアル・ゴアの写真が内容と関係なくないか?という点と、citation が多すぎる(パラフレーズしたほうが良い。私もそう思ったんだよ!)点を指摘された他は、概ね高評価をいただいた自分でもまずまずだったと思う。他の学生からされた質問が理解できず、Cに答えてもらってしまった点を除いては。

とりあえず、一仕事片付いて安堵。

テムズの夜景

同時に、5日程連絡を取っていなかった母から、「4日間発熱で寝込んでいたが回復した。ショップチャンネルでニコンのカメラを買いたいがどう思う?」という 携帯メールが届いた。なんだか、母が体調を崩しているような予感がしていて、敢えてそれを知るのが怖くて連絡できないでいたので、このメールにも安心させ られた。

心配事が一掃されたわけではないが(3週間後に別のプレゼンとエッセイがあるし)、とりあえず今晩はステーキ(薄肉だけど)食べて赤ワインを開けて、手が回らず放置していたこの日記も書けたので、久々に目覚ましをかけずに眠ろうと思う。

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2010年10月28日木曜日

DAY 34: 就職裏活動

10 月3日に口座開設手続きをした NatWest (銀行)から一向にカードが届かないので、今日は直接殴り込んでみた。「ずっと音沙汰ないんだけどどうなってるのさ?」と窓口の女性職員に迫ると、 「ちょっと調べる」とデスクの後ろの棚を開け、中をごそごそやった後、間もなく封筒を手に戻って来た。開けると中にはあるではないか、私名義のカードが。 おいなんでここでキープしてるんだまったく意味がわからないぞ(呆)。

無 事にカードをゲット。しかも頼んでもいないのに VISA が付いている。無職なのにイギリスでカードが作れるとは、嬉しい誤算。「ついでに Savings Account も開きたいんだけど?」と言うと、別に担当者がいるらしく、個室へ通された。すると若い男性職員が、「どこから来た?」に始まり、「LSEか?何の勉強し てるんだ?日本で何をしていた?」などといろいろ聞いてくるので、世間話かと思いきや、私の回答を何やら Customer Information と書かれた立派な紙に細かくメモっている。この銀行では、顧客一人一人のカルテを残しているんだとか...。大口預金者ならともかく、Savings Account 開くくらいでそこまでやっちゃうか?まあいいけど。世間話ついでに、「卒業したらここで一生暮らしたいんだけど、この銀行は何か仕事ない?」と冗談で言っ てみると、ご丁寧に自分の名刺にリクルートサイトのURLをメモって持たせてくれた。おっと、これでもし就職口につながったら、Savings Account からキャッシュバックしてあげないと。


午 後は、先日(RED)について書類を提出したインターン採用の企業との電話面接があった。10分程度と聞いていたので、軽い気持ちで挑んだら、結構しっか りした面接で、コアな質問が3つ来て序盤から焦る。しかも、相手の女性が重役で、ついでにお年も召しているようで、正直英語があまりよく聞き取れない (汗)。適当なはったりで相槌を打ち乗り切る作戦。

相手「弊社の業務内容は先日のアセスメントでわかったと思うが、どう思うか?」(この質問が一度で理解できず、言い換えてもらった)

自分「(どう答えるものか良い案が浮かばず、あえて最初から論点を変えてみる)以前はサラリーマンをしていたのだが、会社の利潤追求一辺倒な姿勢に辟易し て、疲れたのと、会社の持っているリソースでもっと社会貢献とかしてみれば?と思い、その辺の何かヒントを求めてLSE にやって来た。貴社のビジネスは自分には新しいが、ただの CSR というよりももっと大枠で野心的だと思う。大企業ほど社会貢献すべきだと思うので、(RED) 然り、アプローチには賛同できる」

相手「なぜこのような小さな会社でインターンしたいと思うのか?」

自分「大きな会社には昔勤めていたことがあるが、将棋の駒(実際にはチェスの駒と言った)みたいな感じで働くのはもういいかなと思って、イギリスで働くのは初めてだし、小さい所のほうがいろんなことやらせてもらえるかなと思って。」

相手「チームワークはどう?」

自分「チームの仕事しかした事がないのでいい感じでいけると思う。」

と まあこんな内容の答え方しかしなかったが、大きな失敗もなかったようで、次の面接に来社するよう言われ、アポを取った。話に聞くに、インターン候補の学生 に先日私が作成して送った(RED)の宿題を課すと、半分の人はその時点で辞退するらしい。そんなもんなのか、イギリスの学生は...。ともかく、就活の良い練習になっているので助かる


さ て、夜は DESTIN のコーディネーターから、Charing Cross 近辺のワインバーでの "Wine and Cheese の夕べ" みたいなオフィシャルなイベントの誘いのメールがあったので、コース仲間数人と一緒に行ってみる。学部主催のイベントだから、ある程度皆固まって、あわよ くばフリードリンクかと思いきや、蓋を開けたらまとまりもなにもない単なる酒場で見た事のある顔を見つけてミングルしましょう的な放置プレイ100%なイ ベントだった。しかもたいへんな混みようで、どれがLSEの学生でどれが一般客なのかを見分けるのも困難。

我々一緒に来た5人はひとり3ポンドずつ出し、ポルトガルワインのボトルを一本頼んだ。これが非常に美味しい。いつも一本4ポンドくらいの安いのを飲んでいるからか...? これ飲みにまた来よう。

知っ ている顔はいないかとうろうろ歩き回ると、どこぞやから日本語が聞こえてきた。見た事のない顔なので、通りがかりに「LSEの人ですか?」と聞いてみる と、全然関係ない一般人でLSEが何かも知らないと言われた(若干凹)。男性と女性の2人組だったが、いやいや失礼しましたついでに少し話してみると、2 人とも一般の英国レジデントの日本人で、ジャパンセンター(ロンドンにおける、日本コミュニティの中心的存在で、ピカデリーに居を構え、日本食が買えた り、情報交換ができたりする。私は行った事がない)で働いているという。もうロンドンに長いというので、「何か仕事ないですかね?」と聞いてみると、彼ら はもう何十人何百人という日本人から同じような質問を受けているらしく、いろいろとアドバイスをもらえた。ほほ、いい人たちを捕まえたと思い、LSEのことはすっかり忘れ、このグループに乱入。ワインも注いでもらいながら、その後も結局帰るまでこの人たちと同行させてもらった。

9時半に早めに切り上げたものの、もう勉強どころのコンディションではなかった...。

明日プレゼンなんだけど、大丈夫か自分...。

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2010年10月27日水曜日

DAY 33: 焦燥。


Reading、プレゼン、3週間後が締め切りのエッセイ、履歴書作成&応募、就職活動、その他諸々...、明らかにやることに追われており、我ながら精神的にかなり焦っている感が窺える。

夕 方まで一日中授業に追われ、なんだか気が滅入る上、天気も悪く雨だったので、図書館へは行かずとっとと帰ることにする。冷蔵庫が空だった事を思い出し、 ちょっと考えた挙げ句、気分転換を兼ねて憧れの Canada Water の Surrey Quays Shopping Centre にある Tesco へ行ってみることにする。

今回ロンドンへやって来てから、Canada Water へ行くのは初めて。188のバスで自分の最寄りバス停を通り過ぎ、さらに行く事30分弱で到着。こんなに遠かったっけ?

Surrey Quays Shopping Centre

それにしても、Canada Water ~ Surrey Quays の界隈はいつ通ってもいい。Canada Road なんてもうたまんない。悪天候でもなお魅力的だ。

アジア食品コーナーにてコアラのマーチとトッポ発見。

ストレス=買物という図式が成立するのか、食料品、特に肉ををかなりの量買い込む。
か なりくたくたの状態で7時頃帰宅し、食事をしてそのまま寝入ってしまい、気がつくと11時。やることに追われているのでこの時間のロスにかなり焦る。そこ から明日の reading を始め、さらに締め切りの迫る企業に送るためのカバーレターを編集し始め、なんとか形に。ふと気がつくと朝7時をまわっているではないか!日の出が遅いの でまだ暗く、朝が来たのにも気がつかない。

あああ...。


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2010年10月26日火曜日

DAY 32: Reunion

最近新しく通学路の仲間入りを果たしたBlackfriars Bridge からロンドンアイとWaterloo Bridge。

今日は授業はないが、今週木曜日必修授業のプレゼンがあるため、昼過ぎからスライドと発表内容の調整のため、一緒に発表をする同じコースのギリシャ人Cの自宅を訪れた。

C は私と同じく、LSE の宿舎のいくつかあるうちの別の所に住んでいる。学部生と一緒の上、キッチンアクセスは別料金(その代わりレストランがある)というので私が見送った所だ が、テートモダンのすぐ裏にあり、ロケーションは抜群。館内はホテルのように簡素で、一フロアに100人くらいは住んでいるのではないかと思うくらい迷路 のように長い廊下が広がっている。Cの部屋は8階建ての7階で、大きな窓からの視界を遮るものもなく、空が見える。おまけに部屋の広さもうちの1.5倍く らいある。週150ポンドでキッチン無しはきついが...。

さ て、今晩は昨年オーストラリアで知り合った台湾人Aとの再会飲み会があった。Aはオーストラリアにワーホリ滞在した後、台湾へ帰国直前に、当時私が一緒に 住んでいた台湾人のつてで一週間くらい同じ屋根の下で過ごした。その後はたまに Facebook で連絡し合う程度の仲だが、最近になってA もイギリスの Bournemouth に留学していることがわかった。さらに昨日、「明日からロンドンに行くが明日会える?」的な突然なメールが届いた。正直、reading が追いつかない上プレゼンも控えているのでかなりしんどいが、Aは私がオーストラリアで出会った数少ない気の合う人間で、さらにプラスのエネルギーをくれ る貴重な人材なので、誘いに応じた。

遠 出と出費は避けたかったので、LSE 近郊で会うことにしてもらい、Holborn の駅で待ち合わせた。Aは高卒でグラフィックデザイナーとなり、この度 Bournemouth のアート系大学の2年生に編入したらしい。大学の友人のフランス人と一緒にロンドンに遊びに来ており、3人で会った。まずはLSE の中の安いバーに行き、パイント 2.4 ポンドをそれぞれ飲んだ。

ジョージ4世。赤い帽子がAでその左がフランス人。

そ の後、同じくLSE 経営の近所のジョージ4世という怪しい名前のパブへ初めて行ったが、ここも安いと思いきやパイント3.5ポンドも取られた。きー。その後はコベントガーデ ン方面で、お腹が空いていたので食事のできる http://www.porterhousebrewco.com/coventgarden.html へ入った。A の友人が、最も外食を伴にしたくないベジタリアンという人種だったのだが、彼女の頼んだベジタリアンOKなピザがやらと美味しかった。10ポンドくらいしてたが、ひとりでは多い量なので、今度は2人でこれを食べに来よう

夕方6時から飲み始め、9時半くらいに解散したが、当然その後勉強にはならず。でもまあ、Aとの時間はいつものように楽しかったので良かった

帰宅すると、先週受けた子宮がん検診の結果が来ていた。結果は Normal。痛い思いをしただけに安心。

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2010年10月25日月曜日

DAY 31: Bloomsbury Festival et al.


今日も分厚いカーテンのせいで寝坊した...。仕事が満載で、時間を区切ってやろうと決めていたのに、出鼻をくじかれる。

お まけに、同じコースの連中から、大英博物館近隣で開催されている Bloomsbury Festival なるものに誘われる。この祭は、主旨こそ不明ながらいろいろアートの展示やパフォーマンスがロンドンのブルームスベリ地区(大英博物館周辺)にて行われて いるもの。食べ物屋台などもあると聞き、興味に屈し、行ってみることにする。

Russell Square

祭の山場は昨日だったようで、今日はがらんとしていたが、コースの連中と合流し、スペイン料理の屋台で豆とチョリソのトマト煮込みみたいなのを5ポンドも出して食べる。外が寒いから、身体が温まって不思議と美味しく感じた。(写真はない)

そ の後、Warren St. 近郊にある Wellcome Collection という美術展みたいなのに向かった。これも恐らく Festival の一環で、プログラムに載っていたのだが、内容もわからないのにとりあえずこういうのにわざわざ出かけて行こうと思えるアメリカ人のミーハーさに脱帽。自 分ひとりだったら絶対に行かないな...。


出願したけど辞退したUCL (University College London)を通過し。

ところで、このWellcome Collection が思いの外面白かった。詳しい情報まで得ようともしなかったが、医学に関する展示で、人体の不思議みたいな人間の身体の断面図やら、本棚一杯のダイエット本の展示やらあり、なかなか興味深かった。しかも無料。

一番良かったのはこの靴下で描いた遺伝子。

その後、LSE 図書館に戻り、一仕事。LSE Careers Service から引き合いのあったインターンの候補に応募するにあたり、先方から宿題が出ていたのでそれを片付ける。締め切りは木曜だが、平日はそれどころではないのでどうしても週末に片付けたかった。

宿 題は、(RED) www.joinred.com/ スキームについて、与えられた記事3つと必要に応じて調査をし、自分の考える Pro と Con を簡潔に列挙し、さらに300 words 以内で自分はこのスキームを支持するか否かをまとめるというもの。この会社は、消費者の購買意識改革みたいなのを促すエージェントのようなところなので、 まあこういうテーマに落ち着くのか。(RED) って私は知らなかったが、有名なの?赤い iPod ならいつでも欲しいけど?GAP のTシャツも赤いのかわいいと思った。とりあえず、「ビジネスモデルとしては効率的なリターンを生めるし、消費者もリテイラーも困っている人も結果的に得 をするから良いと思う。が、なんか偽善的な資本主義者が貧しい人を利用して金儲けしている感がありありで、もっと他に事業展開して社会的貢献度が上がるよ うにすればまだましじゃない?」というようなことを書いて、送った。この作業に半日ちかく費やしてしまった...。予定1.5時間だったはずが。あああ あ。

というわけで今日もリーディングが追いつかず。もうこの際開き直るしかない。

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2010年10月22日金曜日

DAY 28: I ♡ Canary Wharf!!

朝8時半から授業が続く怒濤の木曜日が終了。

ほとんどのクラスが火曜日と木曜日に集中しているのはある意味ラクで良いが、 その分準備も集中するのでしんどい。。

さて、今日はかの Citigroup の、LSEの学生向けの会社説明会があった。 一週間くらい前に大学の Careers Services のサイトで見つけ、すかさず応募した。

Citigroup に興味があるというよりは(ないわけではないが)、 Citigroup のビルが Canary Wharf にあることに興味大。 もしもオフィスが例えば Chelsea とか Hammersmith とかにあったらまず行かないし。

放 課後 Holborn から久々に地下鉄に乗り、Bank で DLR に乗り換え、一年強ぶりの Canary Wharf 訪問。テンション MAX。興奮のあまり、DLR の改札を抜けるのを忘れ、電車代4ポンドも取られちまったぜ(Oyster Card 利用なら本来 1.8 ポンドだかのはずが... ちぇ)

こちらはかつておつきあいしていた某社。

今日の御用はこちらです。

プ レゼンには50人(もっと?)の LSE 生が参加していた。Undergraduate(学部生)の、しかも1年生なんかも混じっていて、どうやらそういう人たちはインターン狙いの模様。この国 ではインターンシップがかなり重要視されていて、実際インターンから本採用になるパターンも多い様子。私のコースの学生でも、「この一年はコースよりもイ ンターンの経験を積むほうが大事」と言いきる輩もいる。そんな私も「コースも大事だけど、その後の就職先確保が先決」ですが、なにか?

プレゼンは、Sales & Trading 部門の MD という恐らくアメリカ人の女性(LSE の卒業生っぽかった)が登場し、自分の経験や職場の様子をさらっと語って終わるという簡単なものだった。

そ の後は会場を移動し、ネットワーキング目的の懇親会が行われた。S&T, Investment Banking, Corporate Banking, Private Banking, Capital Market, HR, Operations など各部門から代表者が集まっており、学生たちは興味のある部門の担当者と各自話をする、というパターン。フリードリンクでワイン、ビール、ソフトドリンク各種が用意されていた他、カナッペなどおつまみサービスも会場をまわっており、会場の空間はそうでもないがサービスは豪華だった。

とりあえずワイン3杯と美味しいおつまみをいくつか、最後はデザートにまわってきた小さいカップケーキもいただいて、いい気分で家路に着く。その前に、 Canary Wharf DLR 駅に併設された Tesco Metro (毎回立ち寄る)でワインとつまみを買い占めたのだが、よりにもよって Tesco Clubcard を提示するのを忘れ、ポイントを稼ぎ損ねた。Fxxk...

TR社の電光掲示広告が Canary Wharf 駅前に...。日本語の「ぱっとしない」にちょっと笑う。

さて、帰宅するといくつかメールが入っていた。

LSE が主催するインターンプログラムにも先月末に履歴書を送っておいたのだが、その引き合いの話が一件。さらに LSE 構内でデータ解析のバイトの案件(時給10.8ポンドだか)が一件。前者は来週半ばまでに長ったらしいアセスメントというか作文を一本提出しないといけな い。来週はプレゼンもあるので忙しいんだけどな...。とりあえず週末に目を通してみる。後者は紙一枚で応募できるようなので、明日送ってみよう。その 他、金融/コンサル関係の新卒採用(新卒!)の締め切りはだいたい11月頭なので、今月中にApplication を作成&送付しておかなくてはならない。カバーレターという厄介な作業が...。Again, 来週はプレゼンもあって忙しいのだが...。さらに週末はスペイン語のテストもある。うう、手一杯...。

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2010年10月20日水曜日

DAY 26: Crisis... Advocacy & Discourse Coalition


火 曜日はハードで、朝の9時から夕方4時半まで、特に後半はトイレ休憩すらもなく休み無しで授業がある。だいたい、このコースに入学する人が好んで選択しそ うな授業がいくつも火曜に集中している。そのため、タイムテーブルの重複で泣く泣く受講を諦めなくてはならなかったり、私のように一分の休憩もなく連続で 授業を詰め込む学生が大量に発生し、学生からは避難ゴーゴー。

ま ず朝9時からの一発目は Environmental Regulation: Implementing Policy の lecture 90 分があった。この授業はすったもんだした挙げ句、受講にこぎつけたが、今となって冷静に考えると、これじゃなくても良かったような気が...。まあ、年明 けにまた後期の授業を選択できる猶予期間があるので、最悪その際にこれは捨てよう。

続 いて、11時から Population and Development という授業のlecture 90分に出る。この授業は、印象としてはかなり緩い。エッセイもないし、評価は来年夏の試験一本勝負(ある意味怖い)。土壇場で決めたコースだが、世界の 人口についてなんて普段考えてみたことなかったし、テーマがテーマだけに一般教養的な読み物が多いので入りやすく、結構気に入っている。開発学生が主流 で、日本人学生もたくさん受講している様子。今日は世界の人口分布やら、fertility rate を低下させるにはどうしたらいいか?とか聞いた気がするが、正直あまり覚えていない...。進度もさほど早くないので、後でまとめて復習する予定。

12 時半からは、土壇場でドロップアウトした Global Environmental Governance の lecture があり、この授業は引き続き audit したいところだが、今日はもう他の事で忙しすぎるのでパス。

そ して問題の2時からの Environmental Regulation の seminar。セミナーでは、朝の講義と関連があるけどちょっと発展した内容を話し合うのだが、事前の関連書籍の読書が基本で、読んで来ないと議論にな らない。というわけで週末から core reading の3つのうち2つ(一つはリンクが開かず諦めた)、必死に読んでいたのが、Advocacy Coalition と Discourse Coalition について。どちらも法案を通すための寄り合いみたいなもの(と勝手に解釈)で、前者はある問題(例えば気候変動)に関する揺るがぬ信念を共有している組合 で、後者はそれぞれ興味はちがうけど「気候変動のここが問題だよね」的な意見が一致することで寄り集まっている組合。それぞれこんなところが利点でこんな ところが弱い、みたいなあたりまで頭でわかったつもりでクラスに挑んだが。

いや、もう全然わからない。

何 がわからないって、なんでその議論に発展するのかがわからない。Advocacy はこうで Discourse はこうで、セオリーを理解する目的ならばそれでいいじゃんか。それをなんだか一時間もかけてあーでもないこーでもないと議論を展開させる人たち。話の中身 もわからなきゃ、そもそも他の学生の言っている英語が理解できない(ネイティブは早すぎ、その他外国人はなまっている)。隣の香港人とポカーンとしながら 一時間が終了。終わってから、「なんでこんなことで議論になるのかわからない...。これって我々が Asian だからかしら」とこっそりつぶやきつつ去る。

放心状態のまま本日最後の授業 Environmental Assessment の lecture に参加したが、一つ前の授業のわからなさ具合があまりにもショックで、全く身が入らず。。立ち直りに時間を要する。

今 晩は某ユニクロという会社の会社説明会に一応予約してあったのだが、正直あまり行く気もしなかったので(その仕事東京ベースだし)、ブッチして図書館にこ もる。火曜が終わったら今度は木曜の授業たちの準備をしなくてはならないので、せめて core reading だけでも終わらせたいのだが、今日の理解できないっぷりの衝撃が止まず、あまり集中できず。うぅ。気を取り直して何か美味しいものを食べようと帰宅しせっせと料理。

寝 不足からちょっとうとうとしたが、Advocacy Coalition の夢を見てしまうという始末(実態が掴めていないのにも関わらずw)。毎晩の Skype も気持ち短めに切り上げ、Advocacy Coalition と Discourse Coalition について再度考え直し、今日の問題のセミナーを録音したものを倍の時間をかけて聞き直す。とりあえず得られる情報全てを書き出して、なんとか考えがまとま る。気がつくともう夜中3時半ではないか。

な んか、決して怠けているつもりもないし、事実怠けてもいないんだけど、やっぱりちょっともっと能動的に頑張らないと。本を読むことはできるし、大方理解も できるが、議論にならない=意見がないのが諸悪の根源かと思われる。10年以上前に英会話のN に通い始めた頃、何かの記事を読んでその度に「あなたどう思う?」と尋ねられて、「え、別にどうでもいいんですけど...」と答えに詰まっていた事を思い 出した。日本の学校ではあまり扱われない、初めて物事に対して意見を求められた経験だった。Nで初めて日本の外の世界や考え方に触れ、なんとなく考える事 を意識するようになったが、その後の約9年のサラリーマン生活で、(特に目の前の仕事以外のことに関して)意見や考えを及ばせるという能力が完全に退化し てしまったように思われる。これまでにも度々つぶやいているが、サラリーマン生活は本当にラクチンだったが、同時に視野を狭め、脳の横への広がりを遮断してしまった、ということに、学生に戻ってみて気がついた。哀しいが、でもそう気がつく事ができた事が、まだラッキーだと思う。

危機感とともに、早いうちに改革しないと130万円元取れないなと考えた一日だった。

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2010年10月18日月曜日

DAY 25: チリ共和国大統領来校

朝 一番で先々週登録した近所の病院で子宮がん検診を受ける。診察台に乗り、女医が突然、「イギリスで何してんの?」「あんた、結婚してんの?」なんて私的な 質問をし始めたかと思うと、こちらが油断した隙に力ずくというか、かなり体育会系の勢いのある検診が始まる...。他愛のない質疑応答をするのは、話をし ていないと暴れたり叫んだりする患者がいるからだとか。無理もない...。

2週間程で結果が自宅に郵送されてくるらしい。

以上余談。

本日のメインイベントは、チリ共和国大統領 Sebastián Piñera Echenique 氏の来校。我が LSE にてトークイベントが開催された。

LSE では毎日のように Public Lecture という、一般の人も入れる公開講座みたいなのが、構内のシアターでいくつも開催されている。ほとんどはチケットもいらない、誰でも入れるものだけど、今回 のように VIP やセレブがやってくる場合、1週間前くらいからチケットの配布がある。それでもだいたい無料。

http://www2.lse.ac.uk/publicEvents/eventsHome.aspx

私はイギリスにやって来て間もない頃にこのイベントを知り、チケット配布開始日は真っ先に受け取りに向かった。その時はまだたくさんチケットが残っているようだったけど、後から聞いたらあっという間にはけてしまったらしく、行ったらなくなっていたという人も多数。

座席は早い者勝ちだとチケットに書いてあったので、6時半からのイベントに合わせ6時頃会場へ向かうと、既に会場はほぼ埋まっていた...。しまった。真ん中あたりの良い席は、いつから並んでいたのか、チリ人学生に埋め尽くされている。


大統領は30分強遅れて到着した。立って話しているのがそう。

彼はハーバードにて経済学の PhD. を修めたらしく、若干なまっているが英語も流暢。エリートなのね。

トー クはまずこの数十年のチリの政治的/経済的状況を振り返り、自分が就任してこの先のチリの見通し、目標を掲げるところから開始。民主主義を取り戻し確立さ せること、政治・経済力の強化、貧困の撲滅、全ての国民に平等な機会を与えること(超直訳な感じだがご容赦)に力を注ぎ、目下の急務は雇用の創出と教育の 充実と教育を受ける機会の平等化。1,000,000 のきちんとした仕事(decent jobs)を作り出すと言っていた。なんか、東アジアのどこぞやの島国の総理も同じようなこと言っていたな。これら目標はすでに着実に成果を上げており、 GDPはどんだけ上がって、FTAも何カ国と締結して...、と数字を列挙。チリは地理的に世界から隔離されている(シャレじゃなく)、というのは本当。 しかし経済の開放で世界との繋がりを強化していくぜー!と訴える。

そ してハイライトは、先週のマイナーたちの救出。大統領自ら現場を訪れ、救出されたマイナーたちと歓喜を分ち合う様子が動画で紹介され、会場の盛り上がりは 最高潮。中央を陣取っていたチリ人たちからは大拍手が巻き起こった。今回の救出は、アメリカ、オーストラリア、チリの3国のどの技術を利用するかから始 まったらしいが、結局はチリの技術とマンパワーで大成功に終わったこともまた大統領の誇りとなったようだ。

一時間ほどの講演を終え、大統領は客席の間の通路を通って去って行った。全体として、政治プロパガンダ的な印象も受けなくはなかったが、何より笑いも取れる楽しいトークで気持ちが良かった。

外 に出ると、開演前からちらほら集まっていたデモ隊が、「マプーチェ(チリの先住民族)の地位向上」(?)を求めて大声を張り上げていた。マプーチェのこと は、2008年に某NGOの活動に参加しチリを訪れた際に知ったが、歴史的にいろいろと政治に翻弄され虐げられて来た過去があるらしい。マプーチェの市民 運動団体の代表とも一緒に飲んだな、そういえば。


3年弱経ってここでまたマプーチェと再会するとは。懐かしい。

次は11月にボリビアの副大統領だかが来校するようなので、またチケットを取って行ってみる。

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2010年10月17日日曜日

DAY 24: もう日曜日。

昨日 Argos はUSBケーブルを切らしていたため、プリンターと一緒に買えなかった。

今日近所のテスコへ行くと、ケーブルが3ポンドちょっとで買えた。Argos のは12ポンドだかしたから、結果だいぶ得した。ふっ、品切れ万歳☆

午後は今週の Environmental Policy Implementation のリーディングを印刷し、読みまくる予定が、掃除機を借りにくる来客があったり、隣のフラットのコースメイトと授業のノートを貸し借りしたりでいまいち集中できず...。

しかも、時間がある今やってしまおう!と米を炊いたり(茹でたり)して、気がつけば夜になってしまった。

夜は同じフラットの住人の親睦会と称して、6人全員で近所のベトナム料理を食べに行った。しかしながら、フォーごときに注文してから1時間も待たされた挙げ 句、内容もとても8ポンドに見合うものではなく、不満。メンバーのひとりが持っていた優待カードで半額になったからまだ許せるが、さもなくば暴れてるわ。

ディナーには不満だったが、昼間自分で作った豚の角煮はまあまあの出来。明日食べるのが楽しみ。

さて、リーディングの続き...。一体私はいつ眠れるのでしょう。

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2010年10月16日土曜日

DAY 23: プリンターを購入

LSEの図書館及び宿舎のPCルームにもプリンターはあるが、一枚印刷するのに4ペンスかかる。しかもプリンターは往々にして壊れていたり、トナーがなくなっていたり、はたまた印刷希望者で長蛇の列ができていたりする。

リー ディングマテリアルはオンラインでアクセスかのうだが(ものすごい横文字だらけの一文だ... 授業の予習復習で読まなくてはならない読み物はインター ネットを介して手に入れることができるが)、画面上で読む作業は目が疲れる上、紙に慣れているせいか、いまいち記憶にも残らない気がする。

今 後、論文や履歴書、エッセイなど印刷する度に一枚4ペンス払うこと、提出ギリギリになって印刷したい書類がプリンターが動かないせいで提出できない危機に さらされること、などを考慮し、費用対効果分析(と言う程大げさなものか?)をした結果、マイプリンターの購入に踏み切った。

生 活用品ではかねてよりお世話になっている Argos の、今回はオンライン予約サービスを利用した。事前にネットで希望の商品を指定し、最寄りのあるいは受け取りたい Argos 支店にてお取り置きしてもらうよう手配ができる。ただし2日以内に取りに行かなければ無効になる。

検索した結果、キヤノンのインクジェットプリンター 24.99ポンドが最安値だったので、それを学校近くの New Oxford St. 店で予約した。自宅の最寄りの店舗は徒歩15分くらいかかるので、だったらバスで持って帰る方がラクだと思ったから。

そ して店頭に向かい、そういえばプリンターと一緒にインクやケーブルも必要やね...、とカタログを見ていると、プリンター機能の他にスキャナーとコピーも できるキヤノンが 34.99 ポンドで WOW! SPECIAL みたいな文句と共に描かれている。10ポンドでスキャンとコピーが付くか...。自分で使う予定はないが、彼はスキャナー欲しいって言ってたな...。こ こにいない彼の希望を2分くらい考えて、結局この付加価値の付いた 34.99 ポンドのを買うことにした。

プリンターの相場はわからないが、カタログの他の商品は100ポンド以上しているのもいっぱいあるし、プリント、スキャン、コピーが付いて6,000円くらいってまあお買い得?

一つ想定外だったのは、そもそも買おうとしていたプリンター機能のみのものが2キロちょっとだったのに対し、実際に買った品物は5キロ強の重さがある。5キロの重さを担いで帰る予定はなかった...。しかもこれ持ったまま今夜飲み会行かなきゃいけないよ。いや参ったな。

仕方ない、筋トレと思って担いで歩く。

これがそのプリンター。快適快適。

そ の後LSE図書館で夜まで過ごし、8時からCovent Garden のパブでまた日本人大学院生飲み会に参加した。今回は先日のような大規模なものではなく、ビジネス系の学生中心の6人程度の会で、まあ良い情報交換の機会 になった。以前勤めていた会社のお客さんだった人がいて、世界の狭さを感じる。

2軒目に Leicester Sq. のクラブちっくなところへ移動したが、カバーチャージの8ポンドが払えず私は退散。別に居心地が悪かったわけではないが、家に帰ってしたいことの方が多かったので。それに、その金で牛肉が3パック買えるわい。

今回のロンドン滞在で初めての Leicester Sq.。あそこへ行くと、「ロンドンへ来たーー」って感じがする

結果的には5キロのプリンターを担いで LSE と Leicester Sq. を往復し、だいぶ鍛えられたかしら。

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2010年10月15日金曜日

DAY 21: Banking & Financial Services Fair at LSE

LSEにて表題のイベントが10/12と14 の 2日に渡り行われた。
一応元Financial Services セクター出身者としては参加してみることにした。このようなイベントが日々数多く開催されることもあって、学生生活は勉強以外にもかなり忙しい。
1 日目と2日目それぞれ異なる企業が20〜30社やって来て、LSEの大広間を2部屋ぶち抜いたスペースにブースを出し、各社の代表が学生たちに情報提供し たり、質問に答えたりするというのが主旨。両日とも3部構成で、5時半〜6時半、6時半〜7時半、7時半〜9時の3交代で入場が取り締まられている。各回 200人以上の受け入れがあり、事前に予約をして参加するのだが、どの回もあっという間に売り切れになる。金融関係とあって、Management や Accounting, Finance あたりのギラギラした学生たちが参加者の大半を占める中、Environment and Development からも私の他に数人が参加しているようだった。


2日間で収集した各社のアメニティ。文房具が高い国で学生には嬉しい。

一 日目は、自分の馴染みの企業としては NOMURA, UBS, HSBC, State Street, Credit Suisse, Factset などが参加していた。私のクライテリアは「オフィスが Canary Wharf にあること」で、これを満たす企業のブースは一通り訪問した。そんな中、特に興味を持った企業は、あまり馴染みのなかったMarkit というところだった。この会社の事業は、前職と類似する金融データベースで、株ではなくオプションなどのコンセンサスを売っているらしいのだが、中に Markit Environmental Registry という部門があり、environmental assets の情報を提供しているらしい。ちょっと面白そうなので担当者(LSE の卒業生)に話を聞くと、「ロイターの出身とあれば会社も興味を持つはずだから検討してみそ」と勧められた。
二 日目は、Morgan Stanley, J.P. Morgan, Goldman Sachs, Mitsubishi UFJ, Bloomberg, Macquarie, Citi などが記憶に懐かしい名前だった。CWにオフィスを構える企業は初日のほうが多かったように思われた。この日の注目は Bloomberg だった。前職がモロにBloomberg のコンペだったこともあり、何かと関心の大きい企業であったことは確かだが、同社の行っている Media 事業にはかねてから興味があり、Intern の募集があるというので熱心に話を聞いてきた。
両日とも1時間強滞在したが、歩き回るのも困難なほどの会場の熱気と、騒々しい中での各ブースでのトーク疲れで、退場するともうぐったり。かなりのエネルギーを使った。
今後も Marketing & PR Fair やら International Organisation Fair やら、いろいろな業界イベントが目白押しの様子。体力付けて頑張らなくては。
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2010年10月12日火曜日

DAY 19: 本格授業スタート。

LSE の授業は一部のモジュールを除いてほとんどが Lecture と Seminar の二部構成。前者は所謂大きな会場で大勢で教授の講義を聴くもので、後者は15人以下のグループで(LSEルールでは一つのSeminar Group はマックス15人と決まっている)小さな教室でディスカッションを行ったり、テーマについてもっと突き詰めていというもの。
この形態はLSEに限らず、ほとんどのイギリスの大学で共通かと思われる。
私の登録コースの授業はほぼ全部火曜日と木曜日に集中している。よって、2週目の火曜日の今日から本格的に授業が開始となった。

 お勉強グッズ一式。

まず9時から一時間半、 Environmental Regulations: Implementing Policy という授業の Lecture があった。環境に関する法案や規制の効力や、制定にまつわる問題点やらを勉強する。今週は environmental policies および concerned parties のメンツが時代とともにどう推移してきたか、などについてカバー。
そ の後2時間開いて、12時半から1時間半、Global Environmental Governance の Lecture。この授業はかなりカバレッジが広く、終わってみると何を習ったのかポイントが良くわからずに終わる悩みの種。事前の Reading でも何が要点・議題なのかいまいち掴めない。

そ の後、トイレ休憩もなく次の教室に移動し、2時から今朝講義のあった Environmental Policy の Seminarが1時間。15人のグループで "Environmental Policy Integration (EPI)" についてディスカッション。これは、環境に関する規制や法案を、環境以外の部門のポリシー(経済や社会など)にincorporate させるというものだが、その意義やらそれを生かすための重要事項やらを話し合った。

そ してまたトイレ休憩もなく、3時から別のビルに移動して Environmental Assessment の Lecture。Environmental Impact Assessment がそもそもなんぞやに始まり、その歴史、プロセスと、それに対して Strategic Environmental Assessment というものの存在と意義などを習う。

12時半から4時半までぶっ通しで授業が続く、かなりハードな午後。持参したランチをお腹が空いていなかったためうっかり12時半前に食べそびれ、夕方5時に食す羽目になった...。

5時半から大学構内で開催された Banking and Financial Services Fair というキャリアフェアに参加してみた。この詳細は別の記事にする。

7時から図書館に入り、まだ着手できていない木曜の授業の準備をしようとしたところで、履修登録で重大なミスを犯してしまったことが発覚。が〜〜〜〜〜ん。 ショックのあまり勉強どころではなくなる。LSE の履修登録はオンラインで行い、Programme Manager だかの承認を持って履修していいですよの Offer が届く。人気のコースだと Wait Listed になる場合や、人数制限でDecline される場合もある。Offer が来ると2日後のexpiry date までに承諾することで無事履修登録完了となる。

先 述の Environmental Regulations: Implementing Policy は、希望者多数と多くの学生の Timetable Clash(同じ学部の学生は私同様火曜に授業が集中し、時間割に苦労している)で Seminar slot の割当に時間を要し、授業が始まっても Offer が保留になり遅れていた。先週末やっとOffer が来たのだが、私はこれを承諾する前に既に登録済みの別のコースを切り捨てる必要があったので(単位上限を超えてしまうため)、どれを切るかの判断をして から承諾しようと思っていた。が、今日の午後が deadline だったのにもかかわらず、トイレ休みもない程走り回っていたらすっかり承諾するのを忘れてしまっていたのだ。気がつけば私のOfferは "Time Out" というステータスになり...。もしかしてもう履修だめ??となると、今週末の履修登録締め切りまでに新たに1単位分登録申請して時間割を組み直さなくて はならない...。

しばらく図書館で固まった後、気を紛らわすために Holborn の Sainsbury's で食料品の大量買い。帰宅しプリングルスのヤケ食い。とりあえず不安を同じ宿舎の友人と、Skype で彼にぶちまけ、長い長い一日がようやく終了。眠れぬ夜を無理矢理眠る。
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2010年10月11日月曜日

DAY 18: Career Service を利用してみる。

高熱でひとり苦しむ夜から一夜明けて、汗びっしょりで目覚めると、幸い熱は下がってラクになっていた。
外はまたありえない晴天のため、すっきりした頭で朝っぱらから洗濯に励む。どうせ乾燥機使うから天気とか関係ないんだけど。
月 曜の授業は12時から一コマだけ。日本は祝日なので、彼とSkype しながらまったりしてから図書館へ行こうと思っていた。が、毎週月曜の朝9時半にリリースになるその週の Career Counseling のアポ取りで、今日の10時半のスロットが予約できてしまったので、バタバタと洗濯を終えて9時50分頃に猛ダッシュで出かけるはめに。
こ の Career サービスは、LSEの Student Career Centre が運営しているもので、一回15分の枠で CVやカバーレターのチェック、進路相談など個人の需要に応じて専門のスタッフがアドバイスをくれる。就活に熱心なLSEの学生たちの間では超人気で、い つも予約がいっぱい。予約はオンラインで抑えるのだが、9時半にリリースされて2分後には全部埋まってしまう程の文字通り争奪戦。
私 は CV のチェックをお願いした。英文履歴書はもちろん今までも作って使用していたが、イギリスのマーケットに受け入れられる内容か?、また日本人の自分の経歴で イギリスのマーケットに実際問題どれくらい通用しそうなのか?などを聞いてみたかった。CVは内容には特に問題なし、フォーマットの手直しの指南をいただ いた。また、新卒で職歴のない学生と並べれば自分の経歴は大きなアドバンテージになると言われた(そりゃそうだろう)。とりあえず言われた通りCVの手直 しをし、これから手当たり次第応募に踏み切る予定。

図書館のLower Ground Floor。昼間はいつもPCの争奪戦。

その後は体調が万全ではないため倦怠感と闘いながら、夜まで図書館で Reading。偶然会った同じフラットの日本人女性と一緒に帰宅し、2人してキッチンで日本食を調理して一緒に食べた。冷蔵庫が無事空になって安堵。優しい彼女からパブロンをもらった。感謝。
授 業以外の個人学習を週に30時間以上やることが目安とされているようだが、私は外国人だし専攻に関する前知識も皆無なので、50時間やらないとついて行け ないだろうなと思っている。時間数 quantity よりも quality が大事なことはわかっているが、最後に勉強をした大学受験前の経験に基づくと、やはり時間のノルマはやる気と達成感と自信を得るための大切なファクターで ある。
まだ2週目で勝手がよくわからないが、今期は就活もあれど、まずは勉強第一優先で行こうと改めて思った。
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2010年10月10日日曜日

DAY 17: Scary Spice と握手

前日の夜遊びがたたったのか、起きると11時。
毎 週日曜日は宿舎のコモンルーム(というかパブ)で無料朝食が配給される。ドリップコーヒー飲みたさにマイマグを持って出かける。飲み物の他、デニッシュ系 のパン類やお菓子も振る舞われる。こちらに来てからめっきり食べなくなった甘いものを食べる絶好の機会であり、また往々にして甘すぎるため量が進まないの もありがたい。
奇跡的な快晴と、図書館へ行きリーディングをしなくては!というダブルプレッシャーに背中を押され、昼過ぎから歩いて市街へ向かう。

ありえない晴天。

銀行口座もできたので、日本から持って来たポンドのトラベラーズチェックを現金化するため、Oxford St. の Marks & Spencer に向かう。(この作業については別途項目を設ける
大 学のある Aldwych からさらに20分くらい、ひたすら歩き、Oxford St. 入り口のTottenham Court Road 駅に到着。この界隈は新しい路線工事のため、現在通行が困難。TCR から Oxford Circus 方面へさらに歩くこと5分くらいで M&S に到着。

 Oxford Street 日曜なので静か。

無 事に両替を済ませ、さて大学へ来た道を戻ろうとしたところで、道路の反対側にユニクロを見つける。ロンドンのユニクロがどんなものかを視察しようと、道路 の反対側へ渡り、店内を窺う。その後、Oxford St. をLSE方面へ戻っていると、路上で何やらチラシを配る男。すれ違い様に、「Spice Girls」「Game」というその男の声を認識できる。Spice Girls のコンサートを観にわざわざラスベガスまで赴くような私には聞き捨てならない。
前 方を見ると、3軒先に「GAME」というゲームソフト屋がある。中を覗くと、入り口付近に既に人だかりができている。中に入ってみると、特設スペースがで きていて、"Get Fit with Mel B - Meet Mel B at 2pm on 10 October" というサインが出ている。知らない人のために説明すると、Mel Bとは、90年代に一世を風靡した Spice Girls の一員。(現在の活動っぷりは正直不明)。この時既に10月10日の午後2時15分。Mel Bの到着待ち状態の様子。意外にも大騒ぎになるほどの混雑ではなく、数人の熱心なファンたちに並び一番前に陣取れた。こんな所でSpice Girls のひとりを生で見られるとは。ロンドン万歳!ユニクロ万歳!!(あの場所にユニクロがなければ、このイベントに気づくこともなく、道路の反対側を気づかず通り過ぎていただろう)

  
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結 局Mel Bは一時間以上遅れて会場に到着した。残っていた観衆は50人程度だったろうか。ガンガン文句を言うイギリスのファンたち。私ももともと体調が悪かった が、待っている間に明らかに風邪が悪化した。しかし、いざMel Bが現れるとしっかりテンションが上がる。しかも、単なるトークイベントと思いきや、いきなりサイン会が始まるではないか!あるようでない列に紛れ込ん で、私もサインゲット。お一人様だったので、上の写真右の警備員に2ショット写真も撮ってもらった。ミーハー全開。「日本からわざわざラスベガスまでライブ観に行ったわよ!」とアピっといた。
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すっ かりスパイスアップされてLSE図書館で reading に挑むも、Mel B 待ちの疲労のせいか、風邪の悪化で頭痛が激しくなり止むなくリタイア。意識朦朧としながら帰宅。思えば朝お菓子を食べたっきりだったので、とりあえず栄養 のありそうなものを調理し無理矢理流し込み、バファリンを飲み、厚手のシャツにダウンジャケットを着て床につく。明らかに発熱。ひとり唸る。

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2010年10月8日金曜日

DAY 15: Reception ~ Canadian Pub in Covent Garden

金曜は休みのスケジュールにしようと思いつつも、ひとつコースを見学に行った。
Planning Sustainable Cities というものだったが、大学院で専攻しなくても、自分で本を読んで考えがまとまりそうな内容かと思い、選択するのはやめた。驚いたのは、この授業に見たこと もない日本人学生が何人も参加していたことだ。まだまだ隠れていた日本人学生たち。

さて、午後は図書館で翌週の reading をして過ごし、夕方から Geography & Environment 学部の drink reception があったので参加した。
いかにもヨーロッパ調なお洒落な空間が、大学の建物の5階にあり、初めて出かけたので驚き。



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一 週目にあった DESTIN の reception と同様、ワインやジュースとお菓子がふるまわれ、学生100人以上が集結。Lecturers (教授陣)も気楽に歓談に加わり、和気あいあい。中には教授にアピールしまくる学生もいて、どこの世界にもいるアグレッシブな人々を目の当たりにしつ つ...。
Geography & Environment 学部で一番の大所帯は恐らく我々の Environment & Development コースで約45人。他に Environmental Policy & Regulation というコースが35人程度、この2つがメインかと思われる。他には、Urban Planning とかいった環境関係とはあまり絡みのないコースの人たちも参加していた。とにかくいろんな人と手当たり次第自己紹介し合い歓談しまくるのが reception の定番。このスタイルにももう慣れた。
夕 方6時から始まったこの会が解散したのが8時頃。その後、我々のコースの連中は例によってLSE敷地内(というか端に乗っかっている)ジョージ5世とかい うパブに流れたが、私は同コースのアメリカ人2人に何故か誘われ、Covent Garden のパブへ行くことになった。(結構飲んでお腹もいっぱいいっぱいだったのでこの判断に至った経緯は定かではない)
で、訪れたのは Covent Garden から Strand に下る途中にある、何故ここに位置するのか Canadian Pub。
  Maple Leaf ってモロカナダな名前のパブ... なぜここに...

中へ入ると先程の会場で一緒だった Environmental Policy & Regulation の学生たちが大量にいたので、よそ者ながら交流して過ごした。こちらのコースはドイツ人はじめヨーロッパ人主体のようだが、南米やアメリカ人、台湾もいた。
不思議なことに、学校中に大量に溢れる中国人が、Environment のこのコースには一人もいない。うちのコースにいるのは中国でも香港人のみ。このコースも台湾と香港のみらしく、いわゆるメインランドチャイナの人たちは環境関係には興味ないのか...。
カ ナダパブでどんなものが出されているのかと思いきや、普通にビールと、ウイスキーと、食べ物はハンバーガーやナチョスなど...。メープルシロップはな かった(ベタ)。フライドポテトに茶色いグレービーとチーズがかかったものが出て来て、同行のアメリカ人が、「これはケベックの料理でプートンとかなんと かいうの」と教えてくれたが、これって日本のベッカーズで売ってるプーティーンとかってやつじゃないの?(写真ない)これってカナダ料理なのか...。
私は10時半をまわったところで退散。他の皆さんはまだまだ宴を続けているようだったが、よく身体がもつな...。飲み過ぎはもとより喋り過ぎて疲労困憊。
家 に帰ってカナダ人の彼にカナダパブに行った話をすると、訪倫一回の彼がなんとこのパブを知っていたのには驚いた。カナダ人の間では知られているのか?プー トンだかプーティン(プーチンか)がカナダ料理とクォリファイされるのかはさておき、ロンドンの新たな珍名所を見つけられたのは良かった。
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2010年10月7日木曜日

DAY 14: コース決定

もう14日目!!
 
朝のSouthwark Bridge(手前)、Tower Bridge(奥)とCanary Wharf (左)

今日で9割8分、登録コースが決定した。
我々 の MSc Environment and Development はInternational Development (DV)とGeography and Environment (GY) 学部のjoint degree ゆえ、各学部の授業を取ることが必須となっている。
本 来、DV から1ユニット、GYから1ユニット、修士論文または修論を書かない人はどちらかからもう1ユニット、GYの必須授業1ユニット、の4ユニットが基本とさ れていたが、各所かけずりまわった結果、DVから0.5ユニット、GYから3.5ユニットでもOKと確認できたので、以下の構成で行く予定。
(必須)Sustainability: Economy, Business and Technology - 1 unit
(DV)Global Environmental Governance - 0.5 unit (今タームで完結)
(GY)Environmental Regulation: Implementing Policy - 1 unit
           Environmental Assessment - 0.5 unit(今タームで完結)
           Dissertation (修士論文)- 1 unit
そ の他、Economics A (経済学部に進まない人の為の経済学)、Project Appraisal - Environmental Aspects を audit する(試験は受けないけど Lecture だけ潜って受ける)予定。時間があったらメディアのコースにも潜る予定。
そ して、LSEが大量の外国人学生のために無料でオファーしている Academic Writing 他、In-sessional English course を週2時間受ける。さらに、Certificate Course として5週目から始まるスペイン語を受講予定。これは有料だが、20時間で215ポンドだかはまずまず安いんじゃない?
おおかた進む方向が決まった所で、今夜から腰を据えて Reading に突入する。日々のロンドン日記と共に、Reading 日記および Lecture 日記をつけて学習の助けにして行きたいと思う。
こ れから忙しくなりそうな理由は他にもある。LSEではPublic Lecture やらセミナーやら就職フォーラムやらいろいろなイベントが毎日のようにあり、それも高い授業料の一環だと思うとのきなみ参加したい。あれもこれもと控えて 行ったら、本当に手帳が手元にないと動けないくらい、サラリーマン時代に経験したことのないタイトスケジュールが月末まで埋まる勢い。これに大量の Reading が加わり... 図書館が第二のホームとなる日も近い...。
でも、ロンドンだから楽しんで頑張れる。ロンドンすごい。

そんなこと言いながら、今夜は帰宅すると、昨日日本で大仕事をしてくれた彼から FedEx が届いていた。
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私が自分で送った箱が届くまでさんざんすったもんだした直後だけに、これがほんの3日ばかりで届いてしまったのが夢みたい。ああまったく...、FedEx やるわね。
14日まで開けてはいけない約束だけど...、あと一週間どうやって我慢すれば良いのでしょう...。ちょっとしたトーチャー。うぅ。

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2010年10月6日水曜日

DAY 13: 銀行口座開設

イギリスで銀行口座を開設するのはこれが初めて。昔はいろいろ面倒くさいと聞いて作らなかった。「地球の暮らし方」系の生活情報本が手元にないので手探りながら、今回は大学からの情報を元に口座開設を試みる。

イ ギリスの大手銀行はいくつかあり、National Westminster (NatWest)、バークレイズ、ロイズ、HSBC などが著名どころ。当初はなんとなく HSBC がいいなと思っていたが、結局大学の敷地内(正式には建物が違うのかもしれないが、どう見ても敷地内と思える位置にある)にある NatWest で作ることにした。他を探すのが面倒なので。

先週訪れて、「口座開きたいんですけどー」と言うと、早くて一週間後のアポと言われ、本日に至った。入学シーズンで学生の口座開設が立て込んでいる様子。

今 日アポの時間に再訪すると、すぐに個室に通され、行員(と呼べるのかと思うようなにーちゃん)が、大学のハンコが押された在籍証明書(兼住所証明書)とパ スポートを見ながら、私の個人情報を目の前でPCに入力。日本の住所とか、その住所にいつから住んでいるとかも入れる欄があり、尋ねられたが、たいして重 要ではない様子だった。

International Student におすすめで、ほとんどがこれで開設する、という、ナントカっていう学生用口座をさんざん勧められたが、月々7ポンド弱の口座維持料を払って得られる特典 (British Rail の割引とか、PCや携帯などガジェットの保険とか)を生かしきれる気がしなかったので、維持費かからない普通の口座にしてくれとリクエスト。行員渋々了 承。

オーストラリアのCommonwealth Bank にあるような、利率の良いSaving Accountみたいなのはないか?と尋ねたが、「なくはないがイングランドの利率なんてたかが知れている」とゼロ金利を強調される。それでも0.6%とか言ってたから、日本よりは遥かに良いのでは。

一週間程でキャッシュカードが送付されてくるらしい。手持ちのお札と、トラベラーズチェックを換金して、銀行に入れられれば一安心。

ちなみに、トラベラーズチェックの現金化には手数料5%が当たり前らしい...。けど、Marks & Spencer の中の両替所は No Commission でやってくれるという情報を入手。週末行ってみよう。
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