2010年10月30日土曜日

DAY 36: King's College London 潜入


今日は、DAY 20 に開催された「ロンドン日本人学生交流会」で知り合った King's College London (通称KCL。LSE 同様ロンドン大学を構成する学校の一つで、校舎もLSE から道数本隔てただけとほど近い。) の H氏とランチの約束をしており、昼過ぎにとりあえず Strand の KCL 入り口にて待ち合わせ。何処へ行くと決めていなかったので、KCL の学食をリクエストしてみた。周辺にはたいした店もないし、どうせ不味いので、だったら学食のほうが安く済むだろう。

こ れまで掲載した LSE の写真などからも何となく窺えるかもしれないが、LSE は、本当にオフィスビルの延長立ち並んでいる建物の中が教室になっているという感じで、学校の正門だとか入り口だとかそういうものがない。(もしかしたら それに該当するものがあるのかもしれないが、未だ聞いた事がない)かたやKCL は、ここが大学の入り口です的なちゃんとした正門ちっくなものがあり、入ると Reception がある(若干ホテル式の設計か?)。中庭を取り囲むようにいかにも校舎って感じの建物が四方に建っており、建物の中の造りや装飾も重厚な感じ。学食のすぐ 近くにチャペルがあったが、ステンドグラスも入って荘厳な雰囲気。「KCL は学校、LSE は塾って感じ」と誰かが言っていたが、なるほど頷ける。

KCL 学食。右奥が配膳カウンターとテイクアウェイ陳列棚。

学 食はひとつしかないようだが、思いの外小さく、温かいメニューは Fish & Chips の他、カレーみたいなのと、ナントカの煮込みみたいなのくらいだった。お持ち帰りの弁当コーナーがあり、そこで Sweet and Sour Chicken Noodle 2.7ポンドというものを買ってみた。

やはり舌が受け付けず、この私が半分弱残してしまう。

これはH氏が食べた"Japanese Style Curry"同じく2.7ポンド。白いのは豆腐ではなく鶏肉。怪しい...

H 氏は、私が合格したけど進学を辞退した(正確には来年度に延期したので、来年入学する権利をキープしている)KCL の Tourism, Environment and Development というMSc に所属している。彼は彼でLSEの MSc Population and Development を辞退してこちらに来たそうなので、どちらにしてもどこかで接点があった人物だろう。KCL は LSE よりも social science research に力を入れており、授業も興味深いものが多いので、私は聴講しようか、あるいは後期に単位を取りに行こうかと未だに検討している(LSE~KCL 間で単位の互換が可能)。そのため色々授業の話などを聞こうと思っていたが、蓋を開ければ就職活動の話で終わってしまった。話した感じ、就職斡旋には明ら かに KCL よりも LSE の方が力を入れている様子。彼は彼で KCL の教授やインターンプログラムの情報を持っているので、相互情報交換を強化しましょうということで合意。

H 氏と別れた後は、LSE に移動し、スペイン語のレベルチェックテストを受けた。LSE には Language Centre というのがあり、ここは私が受講している外国人学生向けの Academic Writing などの他、諸外国語の授業も提供している。仏語、西語、伊語、日本語、中国語、露語など、主要言語はだいたいある。週2時間、10週間でLSEの学生は 215ポンド。まあまあかなと思い、受講を考えた。外部の人も受講可能だがもうちょっと高い。

各 言語とも、全くの初心者以外は、オンラインでの筆記テストと、Needs Analysis Interview という喋りのチェックを受けて、自分に合うレベルのクラスに入る。インタビューに先立ち、昨晩半分眠りながらオンラインのテストを受けた。思えば5月に DELE を受けて以来全くノータッチのスペイン語...。でも文法問題の四択なので、なんとなく記憶をたどりやってみる。一番最後には西語作文もあり、何故受講を 希望するのか、クラスに何を期待するか、などを書かねばならなかった。動詞の活用に自信がなく、ぶっちゃけ辞書を引いたりもした(これって反則ではない か?)。

事 前に予約した時間に Needs Analysis Interview に向かった。どこの国の人だか知れないが、講師がおもむろにスペイン語で話しかけてくる。恐らく最初に how are you? 的な事を聞かれた気がするが、今までに聞いた事がない言い回しだったので(いわゆる英語でいう what's up 的な?)、しょっぱなからポカーンとする(汗)。その後、スペイン語はどこでどれくらい勉強したのか?という質問は聞き取れたので、「シドニーで半年くら い。この半年は全く何もやっていない」とたどたどしいスペイン語で返す。この時点で既に講師、もう私の会話力は諦めたのか、続く会話は英語にスイッチ。ど うやら私のオンライン筆記テストの結果がとても良かったらしく、これほど会話が成立しないことに驚きを隠せない様子(笑)。"How come your written test score is so good?" と真顔で言われる(イヤミか?)。むむ... 仕方がないので、「私日本人なので文法はできるんです」と答えた。

ク ラスのレベルは初心者のLevel 1 から上級のLevel 5 まであり、Level 1-3 まではそれぞれ Standard と Fast Track(要はLevel 1.5/ 2.5/ 3.5) の2段階に分かれる。講師はしばらく悩んだ挙げ句、私を Level 3 Fast Track というレベルに入れた。自分的には Level 2 Fast Track か、かろうじてLevel 3 Standard くらいだろうと思っていたので、Level 3 FT は明らかに欲張り過ぎだと思うのだが...、と軽く抵抗してみたが、筆記テストの結果が Level 4 を超えているらしく、ここに落ち着いた。まあ簡単すぎる所に入るよりもちょっと難しい方がやる気になるだろうと開き直る。どうせ文法は他の学生よりできる だろう(問題は会話)。来週から早速授業があるので、ちょっと文法の復習をせねば...

昨日プレゼンを終えたばかりだが、3週間後にまた別のプレゼンとエッセイの提出が重なるため、今日からプレゼン準備に着手。9時過ぎに帰宅しこのボリューム を食し、それから reading。イギリスのポークチョップは安いのに美味しいのよ。ベーコンも日本のものより明らかにレベルが高い。結局自分で調理するのが一番美味しい のだ。

久々にSkypeに興じ、溜まった不安も一掃された。完全に夜型が進行中。

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