無 事にカードをゲット。しかも頼んでもいないのに VISA が付いている。無職なのにイギリスでカードが作れるとは、嬉しい誤算。「ついでに Savings Account も開きたいんだけど?」と言うと、別に担当者がいるらしく、個室へ通された。すると若い男性職員が、「どこから来た?」に始まり、「LSEか?何の勉強し てるんだ?日本で何をしていた?」などといろいろ聞いてくるので、世間話かと思いきや、私の回答を何やら Customer Information と書かれた立派な紙に細かくメモっている。この銀行では、顧客一人一人のカルテを残しているんだとか...。大口預金者ならともかく、Savings Account 開くくらいでそこまでやっちゃうか?まあいいけど。世間話ついでに、「卒業したらここで一生暮らしたいんだけど、この銀行は何か仕事ない?」と冗談で言っ てみると、ご丁寧に自分の名刺にリクルートサイトのURLをメモって持たせてくれた。おっと、これでもし就職口につながったら、Savings Account からキャッシュバックしてあげないと。
午 後は、先日(RED)について書類を提出したインターン採用の企業との電話面接があった。10分程度と聞いていたので、軽い気持ちで挑んだら、結構しっか りした面接で、コアな質問が3つ来て序盤から焦る。しかも、相手の女性が重役で、ついでにお年も召しているようで、正直英語があまりよく聞き取れない (汗)。適当なはったりで相槌を打ち乗り切る作戦。
相手「弊社の業務内容は先日のアセスメントでわかったと思うが、どう思うか?」(この質問が一度で理解できず、言い換えてもらった)
自分「(どう答えるものか良い案が浮かばず、あえて最初から論点を変えてみる)以前はサラリーマンをしていたのだが、会社の利潤追求一辺倒な姿勢に辟易し て、疲れたのと、会社の持っているリソースでもっと社会貢献とかしてみれば?と思い、その辺の何かヒントを求めてLSE にやって来た。貴社のビジネスは自分には新しいが、ただの CSR というよりももっと大枠で野心的だと思う。大企業ほど社会貢献すべきだと思うので、(RED) 然り、アプローチには賛同できる」
相手「なぜこのような小さな会社でインターンしたいと思うのか?」
自分「大きな会社には昔勤めていたことがあるが、将棋の駒(実際にはチェスの駒と言った)みたいな感じで働くのはもういいかなと思って、イギリスで働くのは初めてだし、小さい所のほうがいろんなことやらせてもらえるかなと思って。」
相手「チームワークはどう?」
自分「チームの仕事しかした事がないのでいい感じでいけると思う。」
と まあこんな内容の答え方しかしなかったが、大きな失敗もなかったようで、次の面接に来社するよう言われ、アポを取った。話に聞くに、インターン候補の学生 に先日私が作成して送った(RED)の宿題を課すと、半分の人はその時点で辞退するらしい。そんなもんなのか、イギリスの学生は...。ともかく、就活の良い練習になっているので助かる。
さ て、夜は DESTIN のコーディネーターから、Charing Cross 近辺のワインバーでの "Wine and Cheese の夕べ" みたいなオフィシャルなイベントの誘いのメールがあったので、コース仲間数人と一緒に行ってみる。学部主催のイベントだから、ある程度皆固まって、あわよ くばフリードリンクかと思いきや、蓋を開けたらまとまりもなにもない単なる酒場で見た事のある顔を見つけてミングルしましょう的な放置プレイ100%なイ ベントだった。しかもたいへんな混みようで、どれがLSEの学生でどれが一般客なのかを見分けるのも困難。
我々一緒に来た5人はひとり3ポンドずつ出し、ポルトガルワインのボトルを一本頼んだ。これが非常に美味しい。いつも一本4ポンドくらいの安いのを飲んでいるからか...? これ飲みにまた来よう。
知っ ている顔はいないかとうろうろ歩き回ると、どこぞやから日本語が聞こえてきた。見た事のない顔なので、通りがかりに「LSEの人ですか?」と聞いてみる と、全然関係ない一般人でLSEが何かも知らないと言われた(若干凹)。男性と女性の2人組だったが、いやいや失礼しましたついでに少し話してみると、2 人とも一般の英国レジデントの日本人で、ジャパンセンター(ロンドンにおける、日本コミュニティの中心的存在で、ピカデリーに居を構え、日本食が買えた り、情報交換ができたりする。私は行った事がない)で働いているという。もうロンドンに長いというので、「何か仕事ないですかね?」と聞いてみると、彼ら はもう何十人何百人という日本人から同じような質問を受けているらしく、いろいろとアドバイスをもらえた。ほほ、いい人たちを捕まえたと思い、LSEのことはすっかり忘れ、このグループに乱入。ワインも注いでもらいながら、その後も結局帰るまでこの人たちと同行させてもらった。
9時半に早めに切り上げたものの、もう勉強どころのコンディションではなかった...。
明日プレゼンなんだけど、大丈夫か自分...。
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